宝林廟 西音寺 麦川保育園 麦川地域などの情報を写真で紹介

ツバメの巣のその後

 麦川保育園に作られたツバメの巣の様子について、先月3日の本ブログで、「今年も4月になると、ツバメが戻って来ました。そして第3の巣に卵を産んで、5月の始めにヒナが生まれました。ヒナが巣から頭を覗かせるようになったら、本ブログに載せようと思っていた矢先に天敵のカラスの襲来を受け、巣が壊され、ヒナは連れ去られてしまいました。」と書きました。その記事はスズメに乗っ取られた第1の巣のことが主で、壊された巣のその後について書いていなかったので、今回それを書きます。
 6月初旬に今年最初のヒナが誕生したにもかかわらず、カラスに巣を壊されて、ヒナも奪い取られました。初めての天敵の襲来にツバメも懲りて、保育園での産卵はあきらめたかなと思っていました。ところが、その後すぐにツバメは新たな場所を選んで、せっせと新しい巣を作り始めました。その場所はこれまでと同じ玄関口ですが、最も奥まった園舎の出入り口と保育室とが接する壁面の上部です。カラスが低空飛行でもしない限り、目に付かない場所です。ツバメの本能的な知恵とはいえ、とても賢い場所選定です。毎日保育室から聞こえる音楽や園児さんのかん高い声など、にぎやかな音声は、ツバメにとってうるさくないのでしょう。
 こうして新しい巣が出来て産卵し、6月下旬か7月の初めにはヒナが誕生したようでした。ヒナも大きくならないと巣から顔を覗かせないのですが、4羽が育っていることがわかりました。先日、4羽とも無事巣立って行ったので、今年の保育園での子育ては終わりました。保育園の別の園舎にはセアカツバメの新しい巣が出来たのですが、この巣は容易に見えない隠れた場所にあります。しかも巣の形状からツバメの様子はうかがい知ることが出来ませんが、ここでもおそらくヒナが誕生したことでしょう。

今も壊されたままの第3の巣
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大きく口を開けたツバメ
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今年作られた新しい巣(第4)
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巣の下に置かれたツバメのフン(糞)受け
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4羽のヒナが誕生
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夜間のツバメ、3羽が尻を外に向けている
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巣立ち直前のツバメ
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2017-07-16 : 麦川保育園 :
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新聞記事「終活してますか?」

 「しゅうかつ」という言葉を聞けば、就職活動を意味する「就活」を連想するのが普通ですが、ここ何年か前からは人生の終わりに備えての活動を意味する「終活」という言葉を新聞やテレビなどのマスコミで見ることが多くなりました。今日の『朝日新聞』に、「人生の整理、身軽に快適に」という見出しで、終活に関する記事が掲載されていました。その中に下に載せた「終活していますか?」というコラムがあったので紹介します。
 このコラムは、「終活してますか?」という新聞社のアンケートに、ウェブ、メールなどで254人が回答したものです。それによれば、終活をしている人が73人、していない人が174人で、終活の内容で多かったのが、「死後のことをノートなどに記載」(26人)、「荷物などの処分」(24人)、という回答だそうです。それに関して、終活に詳しい小谷みどりさんのアドバイスが付けられています。
 それによれば、「エンディング・ノート」とか「終活ノート」として市販されているものを購入して書いただけでは終わりではなく、それを誰に託すか、頼めるような人間関係を築くことが大切。そのノートに預貯金やクレジットカードの情報を記載するのは要注意。また、荷物などの処分について、残された人が最も処分しにくいのがアルバムで、写真の「いい顔」以外は処分。お墓はお参りしやすさを一番に。散骨は「手を合わせる場所がない」と困惑する場合もある、と小谷さんはアドバイスしています。
 誰にでも必ずやって来る「死」から目をそらすことなく、まだ若いからとか、何一つ病気をしていないからそんな心配は無用と、高(たか)をくくることなく、明日をもしれない命(いのち)を見つめることは、より良い生き方につながるのではないでしょうか。

『朝日新聞』平成29年7月9日付け
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2017-07-09 : 新聞・書籍・TV :
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石村勝宣絵画展リーフレット

 本ブログで何度か紹介した周防大島在住の洋画家・石村勝宣氏の個展を今年の秋(11月12日~23日)に開催するため、2月に実行委員会を立ち上げました。その後、何度か実行委員会を開催して、開催日時、開催場所など、さまざまな検討をして、実施計画の概略が3月には出来上がりました。また最も肝要な開催会場の秋吉台国際芸術村・ギャラリーの予約や美祢市教育委員会の後援も得られました。
 そして、この絵画展を広く宣伝する方法の一つとして、リーフレットの作成を進めて来ました。印刷の版下作成と印刷所へ原稿の送付など、面倒な仕事は知人の伊藤友治氏(専正寺住職)の協力を仰ぎました。発注した1万1千枚のリーフレットが一昨日、印刷所から届きました。開催までまだ4か月余りありますが、宣伝活動は早めに進めて行こうと思っています。本ブログをご覧の皆さまにも知っていただくため、リーフレットを載せました。

リーフレット表面
石村絵画展リーフレット

リーフレット裏面
石村絵画展リーフレット裏
2017-07-07 : 未分類 :
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アガパンサスの開花

 表題のアガパンサスに触れる前に、先月26日の本ブログで、「この実、何の実?」という題名の記事に関して付け加えておきます。その記事の中で、私は野いちごの一種ではないかと思って調べたが、よくわからないと書いて、判明しないままでした。その記事を読まれたtotomboという方から、昨日(5日)メールで、「その実は、コウゾウの実、またはヒメコウゾウの実ではないでしょうか」というご教示をいただきました。そこで、さっそくネットで画像を調べたところ、まさにtotomboさんのおっしゃる通りでした。
 コウゾ(楮)やミツマタの樹皮が和紙を作る原材料であることは知っていました。まさか鐘楼のそばのヤブにコウゾ(またはヒメコウゾウ)の木が繁茂し、美味しそうな実が成っていたとは思いもよりませんでした。来年はどんな花が咲いて、実になるのか見てみたいので、ヤブを刈り取るのは止めようかと思っています。
 さて話変わって、今日の昼前、宝林廟境内のアガパンサスを撮りに行きました。例年より開花が遅れていて、まだ満開ではない状態です。厚みのある常緑の葉の間から細長い茎が何本も伸びて、ラッパ状の清楚な白い花が放射形に咲いています。肥料をやることもなく、放置していますが、それでも毎年、必ず可愛らしい花を咲かせます。この花は仏花として使いたいと坊守が言っているので、いずれ本堂の花瓶に飾られ、お参りした人の目を楽しませることになるでしょう。

アガパンサス
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2017-07-06 : 宝林廟境内 :
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習字のお稽古

 麦川保育園はずいぶん昔から年長の園児さんに毛筆習字とペン習字のお稽古をしています。以前は、平原坂にお住まいの島村先生に長年にわたって指導していただいていたのですが、先生がご高齢になられたため退かれ、現在は園長と担任の先生との二人で一緒に指導しています。園児さんは毛筆習字とペン習字とのグループに分かれて、毛筆習字グループの練習が終わったら、ペン習字グループと交代して、毎回両方のお稽古をしています。毛筆習字は麦川小学校の文化祭で発表する機会があります。
 パソコンの発達した現在、キーボードを叩けば手紙でもなんでも気軽に打って印刷できる便利な世の中になりました。でも、どんなに機器が進歩しても、自分の手で文字を書く必要がなくなることはないでしょう。僧侶である私は葬儀の野位牌や過去帳を毛筆で書く機会がしばしばあります。書くたびに、もっときれいな字が書けたらと思います。保育園で習字のお稽古をした園児さんが小学校に入って、近くの書道教室に通っていると聞くと、親の勧めか、お子さんの希望かわかりませんが、幼児教育の一つとして毛筆やペン習字を学ぶことは良いことだと思います。

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2017-07-03 : 麦川保育園 :
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アジサイ(紫陽花)が見頃

 最近は梅雨らしい天気が続いていますが、日曜日の今日はじっとりした蒸し暑い日になりました。昼過ぎに宝林廟に上がって、今が盛りのアジサイを見に行きました。今年は昨年より花数が少ないように思いますが、生い茂った葉の間から白、紫、青、赤などの花々が咲き乱れている様子は見応えがあります。
 近所の方が宝林廟が出来上がった7年前ごろから、境内地の周辺にアジサイの苗を植え始めて、毎年ガクアジサイやヤマアジサイ、黒軸アジサイなどを増やしていただいたおかげで、今では坂道の参道から傾斜地はアジサイに覆われたようになりました。また、ご門徒の方からも植えてくださいと珍しいアジサイをいただくので、年々増えています。
 赤系統の花が少ないので、派手な印象はありませんが、清純なイメージの白や海を連想させる青い花が緑色の葉と相まって清涼感を与えてくれます。私が写真を撮っているとき、美東町から毎月お参りに来られる方とバッタリ出会ったので、花をバックに写真を撮りませんか、と提案しましたが、やんわりと断られました。
 坊守が言うには、アジサイにも水揚げの良い花とそうでない花があるということで、この時期、仏さまにお供えする花は宝林廟に咲いた水揚げの良いアジサイが使えるのでとても重宝しているということです。

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2017-07-02 : 宝林廟境内 :
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セアカツバメの巣

 麦川保育園の園舎にツバメが巣を作り始めて4年がたちました。この間の巣の数と形態の変化については、今月3日の本ブログでお知らせしました。その時、昨年始めてセアカツバメ(コシアカツバメ)が飛来し、いわゆる一般的なツバメの巣を乗っ取って自分たちの巣に変えてしまったこと、また今年、その巣をカラスが壊したのでスズメが棲みついて、ヒナを産んだことをお伝えしました。
 ところが、そのスズメの巣に異変が起きたのは今月6日の朝のことでした。昨日までスズメのヒナの鳴き声が聞こえていた巣がすっかり壊されて、地面にはスズメが持ち込んだ藁のようなものがあちこち散乱し、ヒナの姿も消えてしまいました。目撃したわけではないのですが、おそらくカラスがヒナを狙って、また襲って来たのでしょう。
 それから半月後、昨年のセアカツバメ、あるいはその子が数羽壊された巣の周りを飛び回っていたと、園児さんが言っていました。昨年の巣がそのまま残っていれば、今年もその巣で産卵するのだったのでしょうが、出来なくなってしまいました。今年の産卵は諦めたのかと思っていたところ、セアカツバメが以前の玄関口から少し離れた、別の園舎のホールの軒裏に新しい巣を作り始めたと園児さんが言い出しました。
 今度の巣は外側からはまったく隠れて見えない、カラスも簡単には近寄れないような場所です。物事をよく観察している園児さんは毎日、園庭で遊ぶので、ツバメの様子を尋ねるには最適です。巣作りは急ピッチで進んで、今朝見たところ、すでに完成してセアカツバメが出入りしています。これから産卵するのでしょうが、今度は安心して産卵、子育てが出来るでしょう。

セアカツバメが乗っ取って変形した巣(昨年6月15日撮影)
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カラスの襲来を受けて前部を壊された巣にスズメが棲みついていたころ(先月5月28日撮影)
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カラスの第2波の襲来を受けて、すっかり壊されたスズメ(元はツバメ)の巣(今月6日に撮影)
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スズメの巣が壊されて、中の物が地面に散乱している(今月6日に撮影)
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園舎ホールの軒裏に作られてセアカツバメの巣
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巣に入るセアカツバメ
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セアカツバメが巣から頭を覗かせている
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2017-06-27 : 麦川保育園 :
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この実、何の実?

 西音寺の鐘楼は本堂の背後にある山(裏山)のそばに建っています。平常は朝6時と夕方の6時に梵鐘を撞くのが、私か坊守の勤めになっています。今時分は朝も夕も明るいですから、周囲の様子もよく見えます。昨日、坊守が夕方の梵鐘を撞いたあとに言うには、鐘楼のそばに野いちごのような実(み)があちこち地面に落ちていて、食べてみると甘いよと教えてくれました。
 そこで、今日私が朝の梵鐘を撞着終わってから辺りを見ると、確かにオレンジ色のブツブツした実がたくさん落ちていました。食べるのは控えましたが、美味しそうな実です。落ちている実の上の方を見ると、大きな葉の茂った細い幹と枝のヤブが広がっていて、枝にポツポツと実がなっていました。何の実かわからないので調べてみました。
 自生しているいちごを総称して野いちごというのですが、品種は何かが知りたいところです。野いちごの品種には、ヘビいちご、クサいちご、モミジいちご、ナワシロいちごなどがあるということです。ネットに掲載されたいろんな野いちごの写真を見ても、どのいちごに相当するのか、よくわかりません。
 裏山には年に数回、とくに餌の少ない2月ごろ、熟れすぎて、枝から落ちそうな黄色のユズ(柚子)を狙って猿の集団が出没します。ユズを手当たり次第にもいで、食べ散らかすので辺り一面にユズの香りが漂います。しかし、野いちごが食べごろの今、猿が出て来ないところをみると、美味しそうな実がなっていることを、知らないのでしょう。
(追記)
 この記事の追記を7月6日「アガパンサスの開花」の中に書きました。
 
オレンジ色の実
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左側が鐘楼で、右側の草木が茂っている中に実がなっている
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2017-06-26 : 西音寺 :
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睡蓮の花が咲く

 西音寺の本堂と庫裡に囲まれた中庭に小さな池があります。以前はヒブナ(緋鮒)を飼っていたのですが、何回魚を入れても空からはサギ(鷺)に、地上からはイタチに取られて、現在は魚は一匹もいません。その代わり、カエルが棲みついていて、今の時期はその鳴き声のちがう合唱が毎日うるさく聞こえます。昼間に鳴くカエル、夜に鳴くカエル、しかも鳴き声が異なるところから、種類のちがうカエルが棲みついているようです。
 さて、今日何気なく池を見ると睡蓮の花が一輪咲いているのに気づきました。池に睡蓮を植えたのは平成11年に亡くなった母が元気なころですからずいぶん昔のことです。花が咲いたのは何年ぶりのことでしょうか。ここ何年も大きな葉だけが水面を覆って、花を見ることはありませんでした。久しぶりに気品を漂わせた花を見て、ようやく咲いたかと、亡き母のことを思い出しながら嬉しくなりました。今年は何輪の花が咲くかはわかりませんが、水面の葉の間から薄ピンク色の清楚な花がポッと顔を覗かせている様は、あたかも年頃の初々しい少女を見るかのようです。
 花が大好きだった母は、いろんな花木(かぼく)の苗を買ってきてはアチラコチラに植えていました。ふだんは通りすがりに見ても、何も思わないのですが、花が咲いているのを見ると、植えた人のことを思い浮かべるのは私だけでしょうか。

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2017-06-19 : 西音寺 :
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「ハワイの花まつりは日本と一緒?」(本願寺新報)

 1か月近く前のことになりますが、ハワイ開教区のハワイ島で本願寺派開教使を勤めている息子が「ハワイの花まつりは日本と一緒?」と題する小さな記事を『本願寺新報』5月20日号に投稿していたので紹介します。記事の全文は次のとおりです。
 「ハワイでも仏教の宗派に関係なく、お釈迦さまの「花まつり」をお祝いします。ホノム本願寺では南国のカラフルな花で花御堂を飾り、日本と同じように誕生仏に甘茶をかけますが、おなじみの「ハッピーバースデー・トゥーユー」を合唱するのはハワイ特有でしょうか。おつとめの後、お釈迦さまのために用意したケーキをみんなでいただき、一緒に喜びを味わいました。」
 息子は4年前にハワイ島に赴任し、本願寺ヒロ別院の勤務を経て、現在はパパイコウ(Papaikou)本願寺を主務とし、他にパパアロア(Papaaloa)本願寺、ホノヒナ(Honohina)本願寺、ホノム(Honomu) 本願寺の合せて4ヵ寺の住職を兼務しています。『本願寺新報』に載ったホノム本願寺のご門徒(メンバー)さんとの集合写真と共に、4ヵ寺それぞれの花御堂の写真も送ってもらったので、いっしょに載せておきます。
 ハワイの花まつり行事で、お釈迦さまの誕生仏立像を本堂の仏前に安置し、甘茶をかけるのは日本と同じですが、アンスリウムやオヒアレフアなどの色鮮やかな生花をメンバーさんが自宅から持ち寄って、誕生仏の周囲や御堂の屋根を飾り付けるのは日本と違うところでしょう。

『本願寺新報』5月20日号掲載の記事
ハワイ花まつり(2017)

ホノム本願寺
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ホノム本願寺
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パパイコウ本願寺
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パパアロア本願寺は御堂が脇によけられて、誕生仏に甘茶がかけやすくしてあります。
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ホノヒナ本願寺の誕生仏には御堂がないようです。
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ホノヒナ本願寺
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2017-06-17 : 外国 :
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遇斯光庵展 2017

 豊北町滝部向坊にある「遇斯光庵(ぐしこうあん)」と名付けられた江戸時代の古民家で、今日(6月2日~5日)まで開催された「遇斯光庵展 2017」に友人2人といっしょに行ってみました。この陶芸と木器の作品展は、陶芸を趣味にされている庵主の木本信昭氏(元下関市立美術館副館長)が、黄孫窯を営む陶芸家の森野清和氏(豊浦町川棚)の企画に賛同して、少年期まで過ごした生家を会場に昨年から始まった展示会です。ちなみに、「遇斯光庵」という庵名は、木本氏が浄土真宗の所依の経典である『正信念仏偈』の和讃中に出る「遇斯光」(この光に遇う)という経文から取って付けられています。
 さて、今回の作品展は萩市、長門市、下関市在住の陶芸家12人、木工作家1人という作家の作品が庵内の座敷だけでなく、玄関の土間や玄関先の屋外にも数多く展示されていました。素人の私にはそれぞれの作品をコメントする能力はありませんが、12人もの陶芸家さんと木工作家さんのそれぞれ特徴のある作品が所狭しと展示されているので見応えがあります。時間があれば、会場におられた作家の方々と作陶の話をお伺いしたかったのですが、今回はそれが叶いませんでした。
 周辺はのんびりとした田園風景が広がる庵では訪れた人に茶舗「かなたに園」の八女茶がサービスされ、美味しくいただきました。ふだんから懇意にしていだいている阿川在住の木本文昭さん(庵主の弟)の話では休耕田を利用して今年から菖蒲園を作ったということです。開花したものも多少見られましたが、咲きそろうのはもう少し後になるそうです。

遇斯光庵玄関口
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玄関土間から中を見る
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板張り座敷の展示室
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木工品
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作家さんと熱心に作品談義
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屋外の展示
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庵の前に今年から作られた菖蒲園。開花はこれからです。
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2017-06-05 : 山口県 :
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ツバメの巣

 麦川保育園の玄関口にある円柱のコンクリート柱にツバメが初めて巣をかけたのは、今から4年前の平成25年(2013)のことです。本ブログにツバメと巣のことを取り上げたのは同年7月が最初でした。成長したヒナ(雛)は翌8月に巣立って行きました。翌年の平成26年(2014)5月、同じ巣でツバメのヒナが誕生しました。この年はツバメが最初の巣の真後ろ、つまり柱が円柱ですから180度の位置に第2の巣が作られ、7月にここからヒナが巣立って行きました。
 平成27年(2015)5月、最初に作られた第1の巣にヒナが生まれ、翌6月には別の円柱の柱に第3の巣が新たに作くられ、そこからもヒナが誕生して巣立って行きました。このように、3年の間に3つの巣が玄関口に出来ました。おそらくツバメにとって、ここでの営巣は安全な場所ということで、毎年巣を増やしていったものと思います。
 ところが、昨年(平成28年)はツバメの3つの巣の一つに大きな変化がありました。それは第1の巣がセアカツバメという別種のツバメに巣を横取りされて、巣の形がずいぶん変形しました。巣の形状が普通のツバメの巣と違って、出入り口がすぼまった徳利(とっくり)のようですから、ヒナが生まれたのかどうか、中の様子はまったくわかりません。でも、親ツバメが餌をせっせと運んでいる様子は見えるので、巣の中にヒナがいることはわかりましたが、いつ巣立って行ったかはわかりませんでした。
 今年も4月になると、ツバメが戻って来ました。そして第3の巣に卵を産んで、5月の始めにヒナが生まれました。ヒナが巣から頭を覗かせるようになったら、本ブログに載せようと思っていた矢先に天敵のカラスの襲来を受け、巣が壊され、ヒナは連れ去られてしまいました。この後日談がありますが、それは別の機会にします。
 カラスが壊した巣は第3だけではなく、昨年、セアカツバメに乗っ取られた第1の巣も壊されたのですが、この巣にはセアカツバメが戻って来ていないので、何も取るものはありません。それから数日後、壊された第1の巣はスズメが出入りするようになり、いつの間にやらスズメが住み着いて産卵しました。卵も孵化したようで、スズメのヒナの鳴き声がかすかに聞こえています。ヒナの姿が全然見えないので、何羽生まれたかわかりませんが、巣の下には毎日、糞が落ちています。このように第1の巣は昨年はセアカツバメに、そして今年はスズメに乗っ取られてしまいました。
(注記)セアカツバメは正しくはコシアカツバメという種類かもしれません。

平成25年(2013)に最初に作られた第1の巣
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第1の巣は昨年、セアカツバメに横取りされて変形した(平成28年6月15日撮影)
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先の部分はカラスにほとんど壊され、ポッカリ穴が開いた第1の巣
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今はスズメのヒナがいる第1の巣
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巣の下にスズメのヒナの糞が落ちている
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近くの電線に止まっている親スズメ
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2017-06-03 : 麦川保育園 :
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保育園の芋植え

 今日は麦川保育園の芋植えがありました。芋畑は保育園から遠いので、行きは赤バスに乗りました。バスを降りてからは徒歩で芋畑に行くのですが、途中に公園があるので、しばらく遊んでから、ようやく芋畑に到着しました。まだ5月というのに真夏のような強い日差しで暑かったですが、たえず爽やかな風が吹いていたので作業がしやすかったです。
 さっそく服を着替えて、長靴を履いて、手袋をはめて身支度を整えました。それからまず植え方を教わりました。年長さんは昨年も苗植えをしましたが、年中さんは初めての体験です。でも、幼児にとっては何でも初めて体験することは興味津々です。園児さんが担当した畝の植え付けが終わると、木陰に入っておやつを食べ、水筒のお茶を飲んで休憩しました。
 そうこうしているうちに迎えのジャンボタクシーが来たので、帰りはそれに乗って園まで戻りました。園児さんが再び芋畑にやって来るのは、10月下旬の芋掘りの時です。その時は保護者の方々といっしょに芋掘りをします。それまで今日植えた苗が、野生動物などに荒らされないで大きな芋に生長するよう願っています。

芋畑に着きました
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芋の苗を青空にかざして
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先生に手伝ってもらって苗を植えます
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上手に植えられたかな?
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強い日差しの中での苗植え
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苗植えが終わっって、バンザイ!
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少し疲れたので、木陰で休息
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リュックを背負って、園に帰ります
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帰りはジャンボタクシーで保育園まで
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2017-05-29 : 麦川保育園 :
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茶話会 (第24回)

 今日は「茶話会」(第24回)が開催されました。今回は川東小学校の校長先生を最後に定年退職された郷土史家の山本嘉男さん(美祢市重安)をお招きして、麦川の歴史探訪というテーマでお話ししていただきました。麦川には寺院として西音寺が、また上麦川には神社として菅原道真公をお祀りする菅原社(天満宮)があります。山本さんによれば、室町時代の永正年間(1504-20)に河越宮内が天満宮を創設し、川越隆祐が天文年間(1532-54)に西音寺の開山となり、河越宮内と川越隆祐とは河と川の相違はあるけれど同一家系の者であるということです。
 西音寺の寺歴については、私も以前、『防長風土注進案』、『防長寺社由来』、『山口県寺院沿革史』などの出版本を参照して調べたことがあります。その諸史料によれば、室町時代の周防の守護大名・大内義隆が天文20年(1551)大寧寺(長門市深川湯本)で自害したため、その家臣の川越太郎左衛門尉隆祐が主君の菩提を弔うため出家しました。そして本願寺第10世門主・証如上人の弟子になって祐西という法名を賜り、「法師庵(ほうしあん)」というお堂を建てたと伝えられています。それが今日の西音寺の創始で、天文21年(1553)のこととされています。
 隆祐が大内義隆の家臣であったころ、麦川小学校の裏手にある「殿山(とのやま)」という小高い山に、館(やかた)を構えて、領地一万石を有していたということです。殿山に館が存在した遺跡は何も残っていませんが、山が殿山という名称から、かつて館があったという伝承も確かなことと思われます。今日の茶話会に出席された上麦川在住の女性の方から殿山の頂上は平地になっていて、少女時代に友だちと登って行って何度も遊んだ場所でしたと伺いました。
 他方、菅原社の歴史については河越宮内が創設したということ以外、詳しいことはわかりませんが、山本さんから神社と寺院の開基が同一家系に由来するというお話は興味深く伺いました。今日の出席者は16名でした。

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2017-05-18 : 西音寺 :
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降誕会

 よく晴れた今日は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の誕生をお祝いする「降誕会(ごうたんえ)」法要が勤まりました。昨日の「花まつり」とちがって、今日は保育園の園児や小・中学生の参加がないので、打って変わって静かな法要でした。私たちの本願寺派は親鸞聖人の誕生日をグレゴリオ暦に換算して5月21日(旧暦では4月1日)とするため、来週の日曜の当たり日に降誕会法要をされる寺が多いようです。
 さて、今年の降誕会では法要が始まる前に初参式が行われました。初参式とは、お子さんを授かったことを喜び、寺にお参りして仏さまに報告する式のことです。つまり、この世に生を受けられたお子さんが、初めて仏さまとのご縁を親御さんといっしょにいただくことです。このたび受式されたのは、昨年12月24日に生まれ、もうじき生後5ヶ月になる伊勢みすずちゃんです。ふだんはご両親と川崎市に住んでいますが、このたびはお母さんの実家がある美祢市に里帰り中に、初参式を受けられました。お父さんは仕事の都合で参加されていませんが、お母さんのご両親もいっしょにお参りされ、初参式に同席されました。式のあと、記念写真を撮るのが恒例ですが、みすずちゃんの顔が下を向いたままで、なかなか上を向いてくれませんでした。カメラ目線にはなっていませんが、可愛らしい表情がわかる1枚をご了解を得て、ブログにアップしました。
 初参式が終わって、午後1時間半から法要が勤まりました。今日のご法話は専福寺前住(豊北町島戸)の福田康正師でした。難解な仏教用語を使わず、卑近な例を取り上げて、時には笑いを誘いながら巧みな話術でもって、わかりやすくお取り次ぎをしていただきました。ご法話のあとは、慣例の餅まきが行われました。こうして2日間にわたる法要が天気に恵まれて無事終わりました。最後に後片付けををお手伝いしていただいた世話人の皆さんの写真を撮りました。

降誕会の朝
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初参式の受式記念
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ご法話
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今回の世話人の皆さんの集合写真
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2017-05-14 : 西音寺 :
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プロフィール

Author:西音寺住職
住所:山口県美祢市大嶺町奥分2058  浄土真宗本願寺派 西音寺  
電話 0837-52-0415

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