宝林廟 西音寺 麦川保育園 麦川地域などの情報を写真で紹介

夏季布教大会 (妙蓮寺)

 昨日と今日の二日間、山口教区の夏季布教大会が豊浦組の引き受けで開催されました。昨日は所用のため行けなかったのですが、今日は聴聞に出かけました。会場は妙蓮寺(下関市蒲生野)で、午前10時の開会に間に合うように到着しました。今日も朝から残暑が厳しいにもかかわらず、すでに本堂は参拝者でいっぱいでした。
 開会式のあと午前の法話が始まりました。出講者の最初は平石博樹師(邦西組・浄楽寺)で、講題は「摂取の光明」のお話しを聴聞しました。続いて西谷慶真師(豊浦西組・西方寺)で、「如来のよび声」のお話しでした。本大会は毎回、有名な布教使さんが特別講師として招かれるのですが、今回は福間義朝師(広島県三原市・教専寺)でした。福間師は昨年3月、わが美祢西組の「親鸞聖人鑚仰会特別法座」の講師として来られたので聴聞し、その上、当日夜の懇親会にも出席して親しくお話しするご縁をいただいたので、親近感のある布教使さんです。師は午前と午後のそれぞれ最後に各40分ずつ、「ただ念仏」という講題で多少早口ながら、挿話を盛り込んだ、とてもわかりやすい良いお話しでした。
 午後は1時10分から山名学道師(宇部北組・明山寺)の「お念仏に生きるよろこび」と、藤本唯信師(下松組・専明寺)の「自然(じねん)」の二話を聴聞し、最後は福間師の法話でした。3時すぎに閉会しましたが、日中はとても暑かったにもかかわらず、最後まで満堂の会場に参拝者のお念仏の声がよく聞こえました。

会場の妙蓮寺
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妙蓮寺本堂
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満堂の聴聞者
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平石博樹師
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西谷慶真師
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山名学道師
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藤本唯信師
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特別講師の福間義朝師
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2016-08-26 : 山口県 :
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盆法要 (2016)

 今日は西音寺のお盆の法要が勤められました。まず寺の境内地にある納骨堂では午前8時から三ヶ所の仏前で読経を勤め、そのあと宝林廟に上って、9時から読経しました。今日は朝から曇り空で、時折り小雨がぱらついていましたが、なんとか屋外での読経も大丈夫だろうと思って、定刻に始めましたが、お経の途中から雨が降り出して、終わった時には法衣がかなり雨に濡れました。こんな経験は初めてのように思います。
 毎年、お盆の参拝者が増えていますが、今年は今までで最も多い参拝者の皆さんが遠くは徳山や宇部などからお参りされました。小さなお子さんたちもご両親やおじいちゃん、おばあちゃんたちと一緒にお参りされました。法要が終わったあと、恒例の集合写真を撮りました。
 午後は1時から再び、納骨堂で読経したあと、1時半から盆法座を門徒会館で勤めました。本来は本堂で開くのですが、現在本堂が工事中で使用できないため、会館に場所を変えました。暑い最中での法座ですから、エアコンの冷房設備のある会館は法話をする私も助かりました。法座のあとには皆さんで麦茶とお菓子で雑談しました。今日でお盆参り、盆法座など一連の仏事が終わって一段落つきました。

参拝者の集合写真
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お焼香の列
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参拝者のお焼香
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法要の開始を待っている参拝者の皆さん
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法要前の参拝者の皆さん
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2016-08-16 : 宝林廟 :
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サギソウ(鷺草)の開花

 一昨年、花卉園芸家の小・中学校の同級生からラン科の多年草であるサギソウ(鷺草)の苗をいただきました。8月の中旬になってたくさんの白サギ(鷺)が乱舞するように咲いたので、本ブログで紹介しました。昨年はその球根を別な鉢に植え替えて、育ててみましたが、思ったように生育しなくて失敗しました。そんな様子を同級生と話したこともあってか、今年の6月上旬に、サギソウの苗が何本か育っている鉢をいただきました。それから2か月がたちました。順調に生育し、一つ、二つと開花していき、ようやく可憐な白鷺が舞っているかのように咲きそろいました。

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2016-08-14 : 西音寺 :
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沢井一恵 《箏遊行》 in 豊北町 (善照寺)

 昨晩は善照寺(豊北町阿川)でのサマーコンサートに行きました。善照寺では毎年、8月にサマーコンサートが開催されていて、今年が22回目だそうです。今回は月刊誌『邦楽ジャーナル』の創刊者・田中隆文氏の実家が阿川にあったというご縁で、善照寺での演奏会が企画され、東京から沢井一恵氏、内藤美和氏、マクイーン時田・深山氏の3人の女性箏奏者と笛奏者・西川浩平氏の4人が来演されました。私自身は邦楽を聴く機会はめったにないのですが、以前サマーコンサートで琴と尺八の演奏会を聴いて以来、久しぶりでした。会場の本堂は夜6時の開場とともに多くの来場者でまたたく間に満席になり、外縁もびっしり埋まって、おそらく150人以上の方が来場したでしょう。
 現代箏曲の奏者として第一人者といわれる沢井氏は冒頭の挨拶の中で、今からちょうど30年前に豊北町町民センターで演奏会をして以来、30年ぶりに再度、豊北町(阿川)で演奏会が開かれたご縁を感慨深げに話されました。そして沢井氏が八橋検校作の古典箏曲として有名な、私も聴いたことのある「六段の調」を独奏して始まりました。そのあとの演奏は現代の作曲家の曲で、初めて聴く曲ばかりでしたが、ふだん目にすることのない多絃の二十絃箏、十七絃箏を軽やかに操っての超絶技巧演奏には惹きつけられました。
 また沢井氏は極めて珍しい五絃琴で現代曲を演奏されました。この五絃琴は紀元前5世紀の中国の墓から出土された古代楽器を1993年に日本の国立劇場が復元した楽器で、沢井氏が保管しているものが世界で唯一現存する貴重な楽器だという興味深い解説がありました。アンコールでは和楽器の伴奏でNHKの連ドラ主題歌「365日の紙飛行機」と、誰もが知っている唱歌「ふるさと」の二曲を会場の皆さんが歌って終演しました。
 毎年、真夏の夜のサマーコンサートは何と言っても暑さが一番の問題です。今回も主催者の善照寺・蓮華の会とご門徒の有志の皆さんが少しでも涼しい会場にという配慮で、扇風機だけでなく、何本もの氷柱を置いたり、冷たい麦茶のサービスなどで奉仕をされました。夜になっても気温はあまり下がらず、暑い中での演奏者の皆さんはさぞ大変だったことでしょう。

満堂の聴衆
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外縁まで聴衆であふれている
会場1

演奏会を企画された田中隆文氏
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沢井一恵氏の独奏、曲目「六段の調」
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内藤美和氏(右)とマクイーン時田・深山氏(左)の二重奏、曲目「プレリュード、二十絃箏と十七絃のために」
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沢井一恵氏(中央)、内藤美和氏(右)、マクイーン時田・深山氏(左)の三重奏、曲目「五節の舞」
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曲目「手弱女~五絃琴のための」の演奏後、五絃琴について説明する沢井一恵氏
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沢井一恵氏と西川浩平氏の二重奏、曲目「土声」
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花束贈呈
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アンコールでの演奏
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2016-08-04 : 山口県 :
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台湾出張 -九份 (2)-

 前回に引き続いて、九份(チュウフェン)の町について書きます。基山街(=九份古街)や軽便路の町の通りを、時を忘れてぶらぶら見て歩いていると次第に日が暮れて来たので、台北に戻って宿を探そうか、あるいは一晩ここに泊まろうかと思案しましたが、夜景も見てみたいと思って九份の民宿に泊まることにしました。
 豎崎路の石段沿いに並んだ時代を感じさせる古びた店先には赤い提灯が連なり、夕方になると明かりが入って、繁栄していた当時のノスタルジックな雰囲気には誰しもうっとりと魅せられるでしょう。九份でも情緒あふれる豎崎路界隈が観光客に人気のエリアといわれるのも納得できます。
 さて宿泊した民宿の近くに聖明宮という道教のお寺があります。昼間、ここを見学した時、今晩夜7時から寺の前の広場で野外コンサートがあると知って、聴きに行きました。、トランペット3本、トロンボーン1本、ホルン1本、チューバ1本、ユーフォニアム1本の7人からなるブラスアンサンブルの演奏会でした。最初のクラシック曲を聴き終わったとき、これはアマチュアのグループにしては上手すぎるが、プロではなかろうかと思わせる素晴らしい演奏でした。クラシック曲以外の演奏曲目ではドラム奏者も加わって、映画のテーマ曲などの現代曲を含めて全部で10数曲の演奏を1時間半近く楽しむことが出来ました。アンコール曲は細川たかしの「北酒場」でした。終演後にチューバ奏者の方とお話ししたところ、「東洋」という台北のプロ演奏家のグループだと聞いて、演奏が上手なのも当然だと思いました。思いもよらず、夜の演奏会を楽しんだので、夜景を見て歩く時間はなかったのですが、心地よい気分で宿に帰りました。
 翌朝は5時過ぎに早起きして、まだ店のシャッターが下りている九份古街を通り抜けて、バス通りのコンビニで朝食を買って観海亭の展望台に上がりました。晴れ渡って爽やかな早朝の九份の風景を眺めながらの食事は格別でした。朝食後、軽便路を散策したあと、宿をチェックアウトして、バスと列車を乗り継いで台北まで戻りました。初めて行った九份でしたが、また来てみたい素敵な観光地です。

夕方の豎崎路
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豎崎路のお店から軽便路を望む
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聖明宮前の広場での野外コンサート
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演奏家の奥に見えるのが聖明宮
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野外コンサートが開かれた聖明宮
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聖明宮
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早朝の「観海亭」からの風景
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早朝の九份の風景
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2016-07-29 : 外国 :
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台湾出張 -九份 (1)-

 寺の用事で25日(月)から28日(木)まで3泊4日で台湾に出張して来ました。その用事とは昨年から大溪(桃園市)の業者に製作を依頼していた木鼻の獅子4頭が出来上がったので引き取りに行くことでした。25日の昼過ぎに台湾の桃園国際空港に到着すると、出迎えの釋性一師と釋悟寧師の二人と再会し、その足で悟寧師の運転で直接、大溪まで行きました。完成した4頭の獅子を検品して引き取り、発送の手続きなどを済ませて2時間たらずで出張の用件が終わりました。翌日にトンボ返りも可能でしたが、せっかく台湾まで行ったので、残りの2日間は気ままな一人旅をすることにしました。どこへ行こうか、いろいろ考えて、まだ行ったことのない有名な観光地の「九份(チュウフェン)」に行って見ることにしました。
 そこで翌26日は台湾の新幹線(=高鉄)で桃園から台北まで行き、そこから在来線(台鉄)に乗り換えて、瑞芳まで行きました。瑞芳からはバスに乗って15分余りで九份観光の中心地・基山街入口のバス停に着きました。バス停のすぐそばに「観海亭」という展望台があり、さっそく上って見ました。眼下に緑の山々が広がり、家々はまるで棚田のような傾斜地に建ち並んでいます。曇り空でしたから、遠くの海は霞んで見えます。九份が山の中腹にある町だということがよくわかりました。
 「観海亭」から20mくらい坂道を上がると、九份のメインストリート・基山街(=九份古街)の入口看板が目に入ります。基山街は両側に飲食店、喫茶店、雑貨屋、おみやげ屋など、雑多な店舗がびっしりと連なり、平日にもかかわらず、狭い歩道は多くの観光客や買い物客で混み合っていました。基山街の途中から豎崎路という急な石段を降りて行くと、軽便路に通じていて、映画『悲情城市』のロケに使われた店や、金の採掘で繁栄していたころの昭和9年(1934)に建設された「昇平座」が、後に「昇平劇院」と改称され、映画や演劇などの娯楽の殿堂として賑わった古い建物が現在もそのまま残されています。内部も一般公開されているので、入って見ると、昔使われた映写機が置かれ、かつての雰囲気を伝える売店も残されていました。往時の日本の映画館とそっくりで、タイムスリップしたかのような錯覚を感じました。

台鉄「瑞芳駅」
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観海亭からの展望。遠くに海が霞んで見える。
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基山街 (=九份古街)の入口
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基山街
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山の斜面に建ち並ぶ家々
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九份の町
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豎崎路の石段
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軽便路に建つ古民家を改装した飲食店「九戸茶語」
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昇平劇院
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自由に見学できる昇平劇院の内部
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昔使われていた映写機が展示されている
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昔の雰囲気を伝える昇平劇院の売店が残されている
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2016-07-28 : 外国 :
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ムクゲの開花

 当地の梅雨明けはまだのようですが、今日の午後、日差しが出て来たので宝林廟に上がりました。宝林廟に生前予約されている方が宝林廟に植えてくださいと、先月中旬に花の咲いた珍しいアジサイを7鉢ほど持って来られました。花も終わったので、剪定して今日、地に下ろしました。来年からの開花が楽しみです。
 2年前の春に町内の方が底紅とピンクの花が咲く異種のムクゲを絡ませて、一見すると1本の木のように見える若木を宝林廟に植えていただきました。ほどなくして、鹿が出没して若木の先端をかじって傷めたため、周囲に柵をめぐらしていただきました。3年目になったので若木もずいぶん大きくなり、今年も気品のただよう底紅の白いムクゲの花が咲き始めました。
 ムクゲは朝咲いて、夜には萎む一日花といわれ、夏の茶花としてよく利用されますが、この底紅種は利休の孫・千宗旦が好んだことから、「宗旦木槿(そうたんむくげ)」とも呼ばれるそうです。今日見たところ、たくさんの蕾がついていますから、これから秋の彼岸すぎまで次々と花が咲いていくでしょう。もう一つのピンクの花が咲くムクゲは毎年、開花時期が少し遅いようですから、もうじき両方の花が咲き分けることでしょう。

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2016-07-16 : 宝林廟境内 :
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ツバメのヒナの誕生

 ツバメが麦川保育園の玄関口の丸柱に初めて巣をかけてから4年目になる今年は、現在3つある巣の一つがコシアカツバメの巣に変形したことと、その反対側にあるこれまでの巣も抱卵中がであることは、先月の15日にお知らせしました。
 7月に入って、巣の下に卵の殻が落ちていたということを園の先生から聞いて、ヒナが誕生したことがわかりました。それから半月近くたって、ヒナも大きくなり、巣の中から頭を覗かせるようになりました。5羽のヒナが誕生しました。親鳥が餌を持って巣に戻って来ると、全員が黄色いクチバシを大きく開けて餌を催促しています。親鳥が近くにいないときは、早く餌を持って来てくれないかな、と待ち遠しそうな顔で外の様子を見ています。
 一方、今年はじめて飛来して他人?(他鳥)の巣を自分用の巣に変形させたコシアカツバメは巣の形からわかるように中の様子がまったくうかがい知れないので、ヒナが誕生したかどうか、わかりません。でも親鳥の行動から推測して、この巣でもヒナが生まれたようです。残念ながらヒナの生育の様子がまったくわからないまま、いつの間にか巣立って行くのでしょう。このように二種類のツバメが形の異なる巣を一つの丸柱に作って、ただ今、子育ての真っ最中です。

ツバメは低い所にはあまり止まらないようですが、珍しく低いフェンスに止まっていた
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餌を待つヒナたち
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5つの黄色いクチバシが開いている
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コシアカツバメの親鳥が餌を持って帰ったような様子
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ヒナに餌を与えているように見える
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2016-07-15 : 麦川保育園 :
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石村勝宣画伯と美祢歴史民俗資料館

 現在、周防大島町にお住まいの洋画家の石村勝宣さんが久しぶりに出身地の美祢市に戻って来られたので、仲間で歓迎会を開きました。会の前に、石村さんが昭和44年、当時20歳の時に描いた初期の油彩画が美祢市歴史民俗資料館(以下、資料館)に展示されているので、見に行くことにしました。美祢市役所の近くにある資料館は、化石の宝庫である市内各所から発掘された多種多様な化石や、大嶺炭田の無煙炭を採掘するときに使用した道具や機械類、あるいは伊佐の売薬用具など貴重な収集品が展示されています。
 高校卒業まで市内豊田前にあった山陽無煙鉱業所の炭住で暮らしていた石村さんは、炭鉱関係の資料が展示されている二階の展示室に入って懐かしそうに見入っていました。二階の踊り場のそばに展示してある油彩画『トロッコ』という150号の彼の大作は、山陽無煙が閉山することを聞いて、何か炭鉱にちなんだ絵を描き残しておきたいという思いから出来上がった作品だそうです。当時暮らしていた周防大島から炭鉱の町・麦川にやって来て、現在でも営業している國吉旅館に宿泊して作品のスケッチを描いたということを今回お聞きしました。
 作品の題材になったトロッコは榎山炭鉱から採炭された石炭を大嶺駅構内のホッパーまで運ぶ石炭専用運搬車で、荒川から麦川まで無人のトロッコの下に接続された太いワイヤーロープで引いて動いていました。絵には大嶺駅の引き込み線構内にあった山陽無煙と榎山のホッパーもいっしょに描かれているので、トロッコの終点あたりでスケッチされたことがうかがえます。資料館展示の絵には最上部に満月が描かれているので、昼間の操業を終えて停車しているトロッコが月明かりに照らされた夜景の絵に仕上げられています。あたかも長年地域の発展を担ってきた山陽無煙の終焉を示唆しているかのようです。

油彩画『トロッコ』と作者の石村さん
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月夜に浮かぶトロッコ
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『トロッコ』のスケッチは大嶺炭田回顧録『むえんたん』の編集後記に掲載されています。
石村スケッチ

『トロッコ』の説明プレート
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以下の写真は大嶺炭田関係の資料展示
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石村さんとその仲間たち
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2016-07-09 : 美祢市 :
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お寺で落語会 (阿川 善照寺)

 今日の夜は善照寺(下関市豊北町阿川)で開催された「お寺で落語会ー春風亭正朝独演会ー」に行きました。防府市出身の正朝さんは毎年、この時期に山口県内の各地で「ふるさと独演会ツアー」を企画しているということで、今年は6月24日から7月3日まで9泊10日の期間に休日なしの12公演という強行スケジュールが組まれたそうです。
 善照寺では昨年(2015)、本堂に特設高座をしつらえて、初めて正朝さんの独演会が開催され、今年が2回目です。ふだん田舎で生の落語を聞く機会はほとんどないし、しかも無料ですからありがたい催しです。今日も80人余りの聴衆で本堂の椅子席は満席になりました。正朝さんの演目は昨年同様、仲入りをはさんで二席で、前席は『普段の袴』、後席は『三枚起請』という両方とも古典落語を演じられました。
 今年の仲入りの時間には、昨年とちがってフルートと琴という洋楽器と和楽器の珍しい組み合わせの二重奏があり、有名な箏曲「春の海」とNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌の二曲が演奏されました。演奏者はフルートが菊川町在住の長門昌世さんで、琴が長門市在住のながた恵さんでした。
 下の写真に載せましたが、本堂の入口の外縁に今日の午後、蓮田から採られた咲きかけた茶碗ハスが何本か活けられていました。寺から15分くらいの滝部向坊という地区の休耕田を利用して二年前から数千本の茶碗バスが育てられていて、今年もこれから8月末ころまで次々と花が開くそうです。
 
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2016-07-01 : 山口県 :
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アガパンサスの開花

  宝林廟の境内地に一株のアガパンサスが植えられています。毎年、梅雨時に葉の間から何本もの茎が伸び出しますが、今年は7本の茎が伸びて、その先に20余りの蕾がついた細い花茎が群がっています。たくさんの蕾はいっぺんに開くのではなく、順々に開花しているようです。また蕾の先端は上向きに立っていますが、開花すると放射状に横向きになります。花の色は薄紫色もありますが、ここのは純白の花です。小さな蟻がゾロゾロと茎と花に付いているのは花の蜜を採るためでしょう。

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2016-06-30 : 宝林廟境内 :
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寺の清掃奉仕作業

 梅雨時分ですから雨の多い天気が続きますが、今日は曇り空のもと寺の清掃奉仕作業が朝7時半から行なわれました。50数名のご門徒の皆さんが手分けして境内地、本堂、庫裡を清掃していただきました。もっとも大人数でしていただいたのは境内地の清掃です。寺の管理で最も大変なのは境内地をきれいにしておくことです。中でも雑草の処理がやっかいですから、他寺では砂利や防草シートを敷いて雑草対策をしているようです。当寺は昔のまま何の対策も施していないので、あちこちに生えている雑草を一掃してしていただきました。また本堂や庫裡も掃除機をかけ、隅々まで雑巾がけ、ガラス拭きなどをしていただき、1時間半余りの作業ですっかりきれいになりました。毎度のことですが、ご門徒の皆さんの寺の護持に対する奉仕の精神に感謝するばかりです。

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清掃が終わって、すっかりきれいになりました。
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2016-06-26 : 西音寺 :
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タイサンボクの花

 西音寺の本堂と庫裡との間にある中庭に、タイサンボク(泰山木)の大きな木が1本あります。私が子どもの頃から大きくそびえ立っていたので樹齢は相当に長いと思われます。モクレン科の常緑樹ですが、楕円形の厚くて大きな葉が年中落ちるので掃除も大変です。樹高が二階建ての庫裡の棟近くまでありますから、地上から眺めるには適しません。庫裡の二階からは毎日のように見ているのですが、たまたま先週ごろから大輪の白い花が咲き始めたのに気づきました。
 モクレン科の木とは言いながら、モクレンの花とちがって、蕾がいっきに開くのではなく、一つ咲いては散り、また一つ咲くというように、開花にズレがあるようです。また常緑樹ですから、葉と葉のあいだから、ひっそり花が咲いているので、白い花の全体がよく見えません。これまで二つの開花を確認したのですが、葉に邪魔されて、うまく写真に撮れませんでした。ようやく三つ目の花をカメラに収めたのですが、これも黄緑色の葉の陰に花が見えるので全体の姿が見えにくいのが残念です。タイサンボクは花を鑑賞するにはふさわしくない木かもしれません。でも、うっそうと茂った葉陰に隠れるように、ひそかに白い花がのぞいているのがわかると、なんだか宝物でも見つけたような気分です。

写真中央にタイサンボクの白い花。葉が邪魔して花の全体が見えない。
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緑の葉の中にかろうじて白い花が見える。
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庫裡の2階の棟近くまで樹高がある。
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2016-06-25 : 西音寺 :
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宝林廟のガクアジサイ

 宝林廟境内地に咲くいろんなアジサイの中からガクアジサイ(額紫陽花) の花の部分だけを撮ってみました。ガクアジサイは中心部分のツブツブが雄しべと雌しべがある花で、その周辺にピラピラとした花弁?(/萼片)があたかも額縁のようであるからガクアジサイと称するようです。ガクアジサイはそれぞれの花が個性的で、花の色が違っているだけでなく、花弁の形状が異なっているし、中心部の花の部分も同じように見えるようですが、微妙に異なっています。「みんな違って、みんないい」という金子みすゞさんの有名な言葉を思い浮かべました。

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2016-06-18 : 宝林廟境内 :
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宝林廟のアジサイ坂

 梅雨の季節の花といえば何と言ってもアジサイ(紫陽花)でしょう。宝林廟のある境内地には廟の建立当初から近所の方が毎年いろんな種類のアジサイの苗を植えていただいたので、今では参道の周辺は「アジサイ坂」と呼ぶのにふさわしいほど、いろんな種類のホンアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイが見られます。個々のアジサイにはそれぞれ名前が付いているようですが、白、赤、青、紫、ピンクといった色の違いくらいしか私にはわかりません。
 雨に濡れていっそう色鮮やかさを増していくアジサイを眺めながら、ゆっくりと参道の坂道を歩いて上がるのはこの季節ならではの楽しみです。宝林廟の周辺の山には夜になるとたまに鹿が出没するようで、二年前にアジサイの花芽が食べられる被害がありました。そのため近所の方に周囲に防護ネットを張り巡らしていただいたので、鹿が侵入出来なくなって今年は食害もないようです。

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2016-06-17 : 宝林廟境内 :
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プロフィール

Author:西音寺住職
住所:山口県美祢市大嶺町奥分2058  浄土真宗本願寺派 西音寺  
電話 0837-52-0415

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