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#僧衣でできるもん

 事の発端は昨年、平成30年12月29日付けの『読売新聞』の記事です。その記事によれば、昨年9月16日、福井市内の県道を浄土真宗の僧侶が法事に行くため、裾が足首までの僧衣(=法衣)を着て軽乗用車を運転していたところ、取り締まり中の警察官に、「その着物(での運転)は(違反ですから)だめです」と、青切符を切られ、反則金6千円を納付するよう告げられたということです。この違反の法令は、『福井県道路交通法施行細則』による「運転操作に支障を及ぼすおそれのある履物または衣服を着用して車両を運転しないこと」が適用されたということです。
 この記事がネット上でも伝えられたので、全国の仏教各宗の僧侶に大きな反響を呼んで、現在、仏教界も見過ごすことのできない問題になっています。というのも、これまで門徒さんや檀家さんのお宅にお参りするため、僧衣を着て車を運転していて、道交法違反で検挙されたことはないのに、今後この福井の事例が適用されたなら、車に乗ってのお参りができなくなるおそれがあるからです。
 そこで、山梨県の日蓮宗のある僧侶がこの事件を広く知ってもらうと同時に、僧衣を着ていても、何ら車の運転に支障はないことをユーモアを込めて反論・反証しようと、ツイッターで”#僧衣でできるもん”を立ち上げ、自身の動画をアップしたところ、それに呼応して各地の芸達者な僧侶たちが僧衣を着て、いろんな芸を披露した動画を次々と投稿しました。ついにはイギリスのBBC NEWSにも報道されるほどホットな話題になっています。
 ところで、検挙された福井市の僧侶は反則金の支払いを拒否しており、裁判も辞さない意向だと伝えられています。この事件の今後の動向はどうなるのか、すべての僧侶が無関心ではいられません。

 下の記事は事件が全国に報道された『読売新聞』(平成30年12月29日付け)
読売平成301229 
2019-01-07 : 新聞・書籍・TV :
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新年のご挨拶

   生かさるる いのち尊し けさの春  (中村久子:1897-1968)

   新年明けましておめでとうございます。

 2019年、平成最後の年が平穏に明けました。私たち家族も元気に新年を迎えられたことは、有り難いことと感謝しています。本ブログは、宝林廟が創建された平成22年(2010)7月から1年半近くたった24年(2012)1月6日に最初の記事を載せたので、もうじきブログ開設から丸7年が経過し、8年目に入ります。その間、ブログネタをいろいろ見つけては記事を更新してきましたが、次第にマンネリ化して、昨年はアップする記事がとても少なくなりました。
 でも、ネットユーザーの方から、ブログを見てますよと言われたり、ブログで永代供養墓を知ったから、とメールや電話をいただいたり、直接訪ねて来られた時は、本ブログが多少なりとも役立っていることがわかり、嬉しいものです。また、そうした反応があるからこそ、ほそぼそながらでも続けたいという気持ちになります。今年もよろしくお願いします。

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2019-01-01 : 西音寺 :
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除夜の鐘

 大晦日には毎年、午後11時45分ころから除夜の鐘を撞き始めます。年一回、思い切り鐘が叩たけるとか、煩悩を払いたいというような思いで、今年も近所の方などが撞きに来ました。本来、108煩悩にちなんで、除夜の鐘の数は108回と決まっているようですが、我が寺では撞き手がいなくなるまで自由打鐘ですから、何回撞いたかにはこだわりません。例年、撞いたあと、そのまま自宅に帰る方もいますが、本堂に上がって、仏さまに新年最初のお参りをされる方もいます。
 今年も新年が明けた午前0時半すぎから、少ないながらも本堂にお参りされている皆さんと一緒に『讃仏偈』の読経をしました。その後、お茶を飲みながらしばらくの間、談笑をしました。他寺ではおでんやぜんざいを振る舞って1杯やるところもあるようですが、我が寺の接待はコーヒーか煎茶だけです。
 ところで、定期購読している『月刊住職』12月号(」2018)の記事「今年の除夜の鐘、夜に撞くか昼に撞くか」によれば、近年、市街地あたりの寺では、除夜の鐘がうるさい騒音として苦情が出るため、止めたところも少なくないようです。他方、高齢者ばかりの過疎地では真夜中に鐘を撞きに来る人が少ないため、昼間の正午とか午後7時からに変更したところ、たくさんの人が参加するようになった寺もあるようです。過疎地の我が寺も後者に相当し、騒音苦情は寄せられないものの、年々撞きに来る人が少なくなっています。そうした記事も参考にして、ご門徒の意見を聞きながら、除夜の鐘を見直す時期かとも思っています。

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2018-12-31 : 西音寺 :
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今冬の初雪

 今朝、6時の梵鐘を撞きに外に出たところ、まだ真っ暗闇ですが、夜半に降った雪が外灯の光に当たって、ボーと辺り一面が白くなっていました。昨日の昼間からチラチラ白いものが降っているな、と感じていましたが、当地ではこの冬の初雪です。写真を撮るには、まだ暗いため、少し明るくなってからにしようと思って、7時すぎに外に出て、まず宝林廟へ向かいました。
 参道の上り口から見ると、参道脇の花壇は雪にすっかり覆われていましたが、坂道はうっすらと白くなっている程度でした。歩いて上がって見ると、境内地は一面真っ白になっていましたが、積もっているというほどではありません。宝林廟の屋根も同様です。廟の周囲を囲っているキンメツゲの生け垣や、背後の山の木々は綿帽子をかぶっているように見えます。
 宝林廟から下りて来て、だいぶ明るくなった本堂と庫裏の遠景を撮りました。次はもっと積雪の風景を撮りたいと思いますが、来年のいつ頃になるでしょうか。寒いのはあまり好きではないですが、風景が一変する白銀の世界は魅力的です。

宝林廟参道口
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宝林廟
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宝林廟
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山門、本堂
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庫裏
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2018-12-29 : 宝林廟境内 :
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蓮華の会に出講(善照寺)

 昨晩は阿川の善照寺で開催された「蓮華の会」の12月例会に出講して、1時間ばかり話をしました。善照寺の「蓮華の会」は25年ほど前に、仏教婦人会とは別に、ご門徒の女性を中心に浄土真宗の教えや仏教に関心のある地域の女性からなる親睦団体です。毎月1回、月例会を開催する以外にも、年1回のバス旅行やサマーコンサートを催したり、あるいは落語会や法座などの裏方としてお手伝いしているということです。
 近年、過疎化による人口減少などの影響で、寺院活動が年々、活気がなくなりつつあるのが現状ですが、この「蓮華の会」は長年にわたって地道な活動を続けている、稀有な女性活動団体だと思います。何よりも、「蓮華の会」の発足自体がご門徒の若い女性の皆さんの発案によって25年前に結成されたこと、また会長さんを中心に会員の皆さんが自主的に活動計画を立て、実施されているというのが異色だと思います。
 私は6~7年前から毎年、12月の月例会に呼んでいただき、拙い話しをさせてもらっています。そのご縁で、会員の皆さんともたいへん親しくなり、ありがたいことに、毎回、ご法礼だけでなく、お土産まで頂戴しています。今回は今年2月、90才で逝去された石牟礼道子さんの『無常の使い』という短いエッセイを題材に、仏教の主要な思想の一つである無常について話しをさせていただきました。年末の月例会は親睦を兼ねた食事会が催されていますが、今回はお茶会ということで、下の写真のような会員さん手作りののシフォンケーキやプリン、くだものや紅茶などをご馳走になって、満腹になって帰途につきました。

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2018-12-16 : 山口県 :
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イギリスから墓参

 今日の午後、イギリスから来日された原本さん親子お二人が、納骨堂のお墓参りに来られました。イギリスのノーフォーク (Norfolk)の州都ノリッチ(Norwich)に住んでおられる原本光子さん(Mitsuko Haramoto Simpson)とロンドン在住で英国航空(British Airways)にお勤めのご子息リチャード・シンプソンさん(Richard Simpson)のお二人が來寺されたのはで3年ぶりです。原本さん親子にお会いするのは、今回で3度目です。
 以前お聞きしたところでは、原本さんは大阪で結婚後、数年してご主人の母国イギリスに渡る前に、ご両親の遺骨を収めるため納骨堂を購入されました。イギリスでの生活も50年以上になるそうですが、年を取るにつれて、祖国日本への望郷の念が強くなり、ご主人が数年前に亡くなられた後、一時は出身地の美祢に永住帰国を考えているというお話を以前、伺ったことがありました。ところが、その後、不幸にも乳がんに侵され、その治療に専念するため日本への永住帰国は断念せざるを得なかったということです。現在はノリッチで安穏に年金生活を送っておられるということです。
 原本さんは來寺される時は、必ずリチャードさんと一緒です。それには理由があって、自分の死後は両親と一緒のお墓に入りたいという願望があり、そのためにはリチャードさんに西音寺まで来る方法と納骨堂の場所をしっかりと教えておく必要があるからだということです。今回は私を交えて3人で、納骨に際しての事を話し合いました。イギリスでは日本と違って、火葬した遺骨は葬儀会社が粉骨するそうで、それを持参させるからということです。杖がないと歩くのが困難になり、今回の來寺がおそらく最後になるでしょうから、あとはよろしくお願いします、と言い残して帰られました。

納骨堂内:原本さんとご子息のリチャードさん
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納骨堂外
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庫裏玄関
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2018-11-19 : 西音寺 :
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深まる秋

 日毎に秋が深まって行き、モミジやイチョウの葉が色づきました。境内の大きなイチョウの樹は今春、すべての枝を切り落としたため、去年までのような黄金柱のごとく屹立した色づいた樹姿は今年は見られません。紅葉といえば、当地ではモミジですが、わが寺にも境内地や裏山に何本かのモミジがあります。
 その中で最も早く色づくのは、日当たりの良い納骨堂前のあるモミジです。しかし、紅葉した様子は、「美しいなあ」と感銘するほどの色づき具合ではありません。それに対し、裏山にある大きなモミジは日当たりの良い葉は真っ赤になっているのに、日陰になっている葉はまだ緑色のままか少し色づいた状態で、葉に濃淡があって、とても美しく感じられます。モミジにもいろんな種類があって、葉の形状だけでなく、紅葉も真っ赤になるものやオレンジ色になるものなどの違いが見られます。イチョウの黄葉もモミジの紅葉も散り落ちて、辺り一面が黄色や赤い絨毯を敷いたようになる風情も美しいものです。

  裏を見せ 表を見せて 散るもみじ (良寛)

納骨堂前のモミジ
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境内の裏山のモミジ
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2018-11-17 : 西音寺 :
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茶話会 (第25回)

 本日は久しぶりに茶話会を開催しました。今回は「ヨーガと健康について」というテーマで、ヨーガ療法士(セラピスト)の中嶋恵子さんにお話していただきました。ヨーガはもともとインドで生まれ、仏教にも取り入れられた、呼吸法を通じて心身を調御し、精神を統一する、座禅や瞑想と似た身体の修行法です。
 近年、ヨーガは健康の維持や増進するのにとても役立つということで、漢方や鍼灸などと同様に東洋医学の治療法の一つとして取り入れられています。現代はストレス社会といわれるように、メンタルヘルスのクリニックや診療科が増えつづけ、カウンセリングを受けたり、日常的に向精神薬を服用する人も少なくないようです。そうした精神的な病気だけでなく、ガン等の肉体的な病気も誘発するという説もあるストレスを軽減させるのにヨーガは有効だといわます。
 中嶋さんも10年前にインド人の神父さんからヨーガを習い始める以前はひどい肩こりに悩んでいたのが、嘘のように治ったことがヨーガを本格的に学ぶきっかけになったそうです。それ以来、ヨーガの実践法のみならず、日本ヨーガ療法学会のヨーガ療法士養成講座で学んで、療法士(セラピスト)の認定資格を取得し、現在は美祢市内でヨーガ教室を主宰されています。
 今日の茶話会は、上述のような中嶋さん自身の興味深い体験談を交えながら、不調な肉体や精神がヨーガ療法によって身体・心理・社会的立場など全人的な健やかさを取り戻すことが出来ることを話されました。お話しに続いて、椅子に座ったままで出来る簡単なヨーガのやり方の具体例をいくつか教えていただきました。特に心と体を結びつける呼吸法のやり方とその重要性が勉強になりました。今日の出席者は15人でした。蛇足ながら、「ヨーガ」という用語は、「ヨガ」と表記されることもありますが、インド語の“Yoga”は「ヨーガ」と長音で発音します。

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2018-11-07 : 西音寺 :
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新聞記事 「ダライ・ラマ後継」

 今日の『朝日新聞』の1面に「ダライ・ラマ後継、選定は『民主的』に」という見出しの記事が出ていましたので、紹介します。私がチベット仏教に関心をもち、以前、何度か訪れたチベットついてのトピックスは本ブログで紹介したことがあります(左欄のカテゴリ「外国」を参照)。
 2008年8月に開催された「北京五輪」の年の3月、チベット自治区の首府ラサで、独立を求めるデモが発端となって暴動が発生して以来、チベット自治区を統治している中国政府は、外国人旅行者の入境を厳しく制限するようになりました。本来、中国からチベット自治区に入るには入境許可証を旅行会社を通してチベット旅行局に申請しなければなりません。いつも個人旅行をしている私の場合は、四川省の省都・成都に着いたら、その町の旅行会社に申請を依頼していました。しかし、2008年の暴動以後、個人旅行者には許可証を発行しないと知ってからはチベット行きは無理だと諦めています。ただし、旅行会社が募集するパックツアーのような場合はチベットに入ることは可能のようです。あれから10年たった現在、事情はそれほど変化していないと思いますが、現状はよくわかりません。
 新聞記事に述べられたダライ・ラマ14世の後継問題は、チベット仏教のダライ・ラマ制度と輪廻転生の関係や中国のチベット侵略問題などについて、その歴史的背景をたどって述べる必要があり、それは別の機会にします。高齢になったダライ・ラマ14世が自身の後継者問題をこれまでの輪廻転生方式ではなく、チベット民族の誰もが認めるような民主的な方法で選定したいという意思を語っていることは、今後はたしてどうなるか、注視したいと思っています。

『朝日新聞』平成30年(2018)11月6日付け
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(上掲記事の本文を下に転載)

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(83)は5日、今月来日するのを前に亡命政府のあるインド北部ダラムサラで朝日新聞などと会見し、自身の後継者についてはチベットの人々が民主的に選ぶべきだとの考えを示した。早ければ今月末にダラムサラで始まる高僧らによる会議で議論が始まると明らかにした。
 チベット仏教には、すべての生き物は輪廻転生するという考えがある。観音菩薩の化身とされるダライ・ラマは、その死去後に生まれ変わりの少年を捜して後継者にする伝統が数百年続いてきた。ただ、この方法だとチベット亡命政府を敵視する中国政府が都合の良い後継者を選び、利用する懸念がある。
 ダライ・ラマは「ダライ・ラマ制度は古い制度」と指摘。「私は民主主義の信奉者だ」と述べた上で、「制度を存続させるか否かは、チベットの人々が決めるべきだ」と語った。さらに、「ローマ法王が枢機卿らによって選ばれるような制度も可能だ」と話した。
 ダライ・ラマが後継者選びに民主主義を強調するのには、中国政府を牽制する意図もあるとみられる。
 ダライ・ラマは「数年前にインドの病院で前立腺がんが見つかった」とも明らかにした。「放射線治療をして完治した」と述べたが、健康面での状況も後継者選びの議論を始める背景にあるとみられる。(ダラムサラ=奈良部健)

ダライ・ラマ14世について (『朝日新聞』平成30年(2018)11月6日付け)
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2018-11-06 : 新聞・書籍・TV :
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法語掲示板の再設置

 西音寺の山門前には以前、法語掲示板が設置されていました。2年余り前の平成28年(2016)8月、新しく山門を建て替えるため、山門本体の解体だけでなく、敷石などの基礎部分までを全面的に掘り返しました。その際、掲示板も一時的に撤去して保管していました。新山門は昨年3月に竣工したのですが、最近まで掲示板を設置しないままでした。
 この掲示板は麦川町の通りに面して立てられていたので、毎日ウオーキングをする人や通りすがりの人たちが掲示板の法語を立ち止まって見る人もいました。1年半前に新しい山門が出来上がってからも、いっこうに掲示板が設置されないままだったので、ご門徒の方から掲示板はまだ立てないのですか、と尋ねられたこともありました。さすがにこのまま放置しておくわけにいかないので、先月末に大工さんに依頼して立ててもらいました。今後は掲示板に法語のみでなく、寺の行事予定なども貼って活用したいと思います。

再設置された掲示板
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新しい山門の前に再設置された掲示板
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新山門に掲示版を設置する前
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2016年8月に解体された旧山門と掲示版
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2018-11-03 : 西音寺 :
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カナーレ・カルテット演奏会(西音寺)

  昨日(28日)は午後2時から第12回「お寺のコンサート」(略称「寺コン」)を開催しました。今回は弦楽四重奏団 「カナーレ・カルテット」をお招きしました。これまでの「寺コン」は、私たちの住む地域の特性や来場者の年齢層などを勘案して、親近感を持てるポピュラー音楽が中心でした。加えて、クラシック音楽は肩苦しいとか、馴染みがないとか、難しくて楽しめない、といった理由で敬遠される方が少なくないこともあります。
 しかし、クラシック音楽ファンの私には、一度は「寺コン」で本格的なクラシックを開催したいという願望がありました。たまたま今回のメンバーのお一人とご縁をいただいて、弦楽四重奏の演奏会が実現できました。メンバーは、第1ヴァイオリン・立原まさ子さん、第2ヴァイオリン・藤村由梨さん、ヴィオラ・高橋直子さん、チェロ・岸本義輝さん、という下関市と北九州市在住の4人のプロの弦楽器奏者です。
 プログラムは当方の要望を入れていただき、第1部は誰もが聴いたことのあるようなポピュラー・クラシックの6曲で、冒頭のパッヘルベルの「カノン」は、カノン様式に合わせて、チェロ奏者が最初に会場に入って、まず演奏を始め、続いて第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラの順に弾きながら左右から入場して4人が揃うという、フラッシュモブのような演出で始まったのには驚きました。
 休憩後の第2部は一転して、ポップス、歌謡曲、J-POP、童謡など、不朽のヒットソング10曲の構成でした。そのうち、童謡の2曲は歌詞を用意して来場者の皆さんと一緒に歌いました。こうしたジャンルの曲を弦楽四重奏で初めて聴ましたが、違った趣があってとても楽しめました。全16曲という盛りだくさんのプログラムでしたが、卓越したプロの演奏はさすがに素晴らしい弦の響きでした。
 プログラムの曲目が終わって花束贈呈の時、数人から「アンコール!」の声がかかったので、2曲ほど応えていただきました。1曲目が「アヴェ・マリア」(カッチーニ)で、2曲目は「いつか夢で」(『眠れる森の美女』より)でした。とりわけ、カッチーニはうっとり聴き惚れるような美しい演奏でした。約1時間40分の演奏会が終了して、会場を出られる皆さんから、「今日は良かった」、「癒やされました」、「感動しました」といった声をかけていただき、主催者として嬉しく思いました。
 
 プログラムは以下の通りです。
【第1部】 1 カノン (パッヘルベル)、2 アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章 (モーツァルト)、3 ガボット (バッハ)、4 主よ人の望みの喜びよ (バッハ)、5 愛の挨拶 (エルガー)、6 ディヴェルティメント K136 (モーツァルト)、【第2部】 7 Yesterday (ビートルズ)、8 Top of the world (カーペンターズ)、9 星に願いを、10 坂本九メドレー、11 異邦人、12 涙そうそう、13 花は咲く、14 故郷(ふるさと)、15 浜辺の歌、16 懐かしの歌ヒットメドレー

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2018-10-29 : 西音寺 :
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初参式 (西音寺)

 秋晴れの爽やかな好天に恵まれた日曜日の今日、午前9時半から本堂で初参式が執り行われました。今回受式されたのは、福岡県久留米市在住の久保勇貴様、真希様ご夫妻の長男政貴ちゃんです。今年3月に生まれ、7ヶ月が過ぎた、ふっくらした顔立ちの元気なお子さんです。
 下の記念写真の前列右に写っている可愛らしいお嬢ちゃんは4年前に生後4ヶ月で初参式を受けられ、4才になった美月ちゃんで、現在、幼稚園の年中組に通っているということです。初参式以来初めてお会いしたのですが、すくすく元気に成長され、女の子らしく、おしゃべりもとても上手でした。
 今日はご主人の実家のある宇部市からご両親と娘さんも一緒に参拝されました。受式は、最初に住職の私が初参式の意義をお話しました。尊いいのち(命)をいただかれた政貴ちゃんが初めてお寺にお参りして、仏さまとのご縁を結ぶと同時に、ご両親にとっては二人目のお子さんに恵まれた喜びと親としての自覚をもって育てることを仏さまにお伝えするのですとお話しました。
 引き続き、『重誓偈』のお勤めをし、お焼香、讃歌『小さきあこに』を一同で聴きました。その歌詞は西本願寺・大谷範子・前裏方の詠まれた「母なれば、小さきあこ(吾子)に 伝えなむ み光のうちに 生くる喜び」という和歌にメロディーが付けられた曲です。最後に記念品を贈呈して受式は終わりました。終わったあと、記念撮影をし、庫裏に下がって、皆さんでお茶を飲みながら、歓談しました。なお、本記事に個人情報が含まれていますが、了解を得ています。

初参式の記念撮影
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2018-10-28 : 西音寺 :
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季節はずれの桜

 最近、各地で季節はずれの桜が咲いたというニュースを見ました。それによれば、この時期の桜の開花は相次いで発生した台風の影響かもしれないということです。つまり、通常は桜の葉が花芽の成長を抑制するホルモンを出すものだが、今年は大型台風のため木から葉が落ちてしまい、これが季節外れの開花の原因となっている可能性があるそうです。それに加えて、台風後の気温上昇で、桜が混乱して花を咲かせた可能性もあるそうです。
 このニュースを知って、今日、宝林廟に上がって見ました。宝林廟には20年以上も前に植えられたソメイヨシノ桜の他に、8年前に宝林廟が建立されから枝垂れ桜、河津桜などを少しづつ植えて来ました。今春も河津桜1本、枝垂れ桜1本、仙台屋桜というあまり知られていない桜1本、合計3本を植えました。宝林廟には夜間、鹿が出没してこれまでも5本以上の桜の苗木を折ってダメされたことから、それ以後は鹿の被害を受けても耐えられる程度の若木を植えるようにしました。
 それらの桜の様子を見て回ったところ、今春、宝林廟墓誌のそばに植えた河津桜の若木にだけ花が咲いていました。花数を数えてみたところ、わずか5輪ばかりで、しかもまだ葉が青々と茂っていますから、遠くからは見分けられません。早咲きの河津桜が来春のお彼岸のころ、どのように花を咲かせるのか、今から楽しみです。

河津桜
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3輪ほど咲いている
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2輪咲いている
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今春植えた河津桜の若木
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2018-10-19 : 宝林廟境内 :
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秋法座(西宝寺)

 秋晴れの爽やかな天気に恵まれた昨日、西宝寺(美祢市伊佐町二神)の「秋法座」に午後から出講しました。5年前の平成25年(2013)以来、毎年「秋法座」にご住職から声をかけていただくご縁で、今年が6度目となりました。今ではすっかりご門徒の皆さんと顔なじみになり、法座が終わったあと、本堂周辺の写真を撮りながら、参拝帰りのご門徒の方々と境内でしばらく談笑しました。
 西宝寺のご住職の田中教照先生は現在、武蔵野大学の学院長を勤めておられ、多忙な日々の中、法座やご門徒の法事などで、東京から帰寺されて、法務を勤めておられます。その上、先生に講師を引き受けていただき、老若男女が集って、『歎異抄』の勉強会が続けられています。勉強会も今年が9年目になりましたが、美祢の片田舎で大学の講義と同じような勉強会が催されているのも有り難いことです。

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西宝寺本堂
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鐘楼
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納骨堂
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石段の参道
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2018-10-14 : 美祢市 :
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第12回「お寺のコンサート」ご案内

 年1回、寺の本堂を会場に開催している「お寺のコンサート」(略称、寺コン)は、今年12回目を迎えます。今回は「カナーレ・カルテット」という弦楽四重奏団の演奏会を企画しました。「カナーレ」とは、「海峡」という意味のイタリア語で、その由来は演奏者が関門海峡をはさんだ下関市と北九州市在住のメンバーで構成されているからということです。
 弦楽四重奏は、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという4人の弦楽器奏者による演奏で、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど、古典派音楽の作曲家は今日でもしばしば演奏される有名な弦楽四重奏曲をたくさん残しています。弦楽四重奏の演奏会ならば、本来そうした古典的な名曲を演奏していただくのが望ましいのでしょう。でも、当寺の土地柄とこれまでの来場者の皆さんをかんがみて、クラシック曲は難しくて楽しめないとか、肩苦しいと感じられたならば、開催した甲斐がないので、誰もが一度は聴いたことのある、なじみのクラシック曲や現代のポピュラー曲、童謡などを演奏していただきます。
 秋の深まった昼下がりのひと時、ご家族、お友だちをさそって、素敵な弦楽器の響きを楽しみませんか。

  日時: 10月28日(日曜) 午後2時 開演 (午後1時半 開場)

  会場: 西音寺 本堂 (入場無料)
  
  演奏: カナーレ・カルテット

(演奏曲目)
*ディヴェルティメント(モーツァルト)    *涙そうそう
*愛の挨拶(エルガー)         *花は咲く
*ガボット(バッハ)           *星に願いを
*カノン(パッヘルベル)         *浜辺の歌
*主よ人の望みの喜びよ(バッハ)      *ふるさと
*アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)、他

第12回お寺のコンサート
2018-10-10 : 西音寺 :
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プロフィール


浄土真宗本願寺派 西音寺 住職  
住所:山口県美祢市大嶺町奥分 2058
電話 0837-52-0415

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