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法語掲示板

 山門前の掲示板を昨年10月末に再設置したことは以前、本ブログに載せました。それからほぼ月替りで、掲示板担当の坊守が本願寺関係の本や新聞などを参考にして法語を選んで掲示しています。今回の法語は私がネットから選んだもので、「輝け!お寺の掲示板大賞2018」の大賞を受賞した言葉です。
 この「お寺の掲示板大賞」は、公益財団法人仏教伝道協会が主催して昨年(2018)から始まった新企画です。宗派を問わずお寺の掲示板の法語で、ありがたいとかユニークと思われるものを写真に撮って、ツイッターやインスタグラムに投稿したものの中から入賞作品が決定されるということです。第1回の大賞は願蓮寺(岐阜県郡上市)の掲示板に掲示されていた「おまえも死ぬぞ」という、短くてインパクトのある言葉が選定されました。今回の掲示はその言葉を借用しました。
 ところで、我が国では「死」という言葉は、直接口に出して言うのがはばかられるとして、「逝去」に言い換えるとか、あるいは「死」を連想させるから数字の「4」は病院などで使わないというように、「死」はタブー視される傾向にあります。私たちはいかにして健康で、長生きできるか、という「生」、すなわち生きることにしか目が向いていません。死を忘れて生きているのが、老いも若きも普通の人間の生き様です。死を忘れていても、忌み嫌う死は遅かれ早かれ必ず我が身に訪れます。今回の法語は死を見つめようとしない私たちに向かって、お前も必ず死ぬぞ、死を忘れるな、と訴えかける警句です。

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2019-02-28 : 西音寺 :
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新年のご挨拶

   生かさるる いのち尊し けさの春  (中村久子:1897-1968)

   新年明けましておめでとうございます。

 2019年、平成最後の年が平穏に明けました。私たち家族も元気に新年を迎えられたことは、有り難いことと感謝しています。本ブログは、宝林廟が創建された平成22年(2010)7月から1年半近くたった24年(2012)1月6日に最初の記事を載せたので、もうじきブログ開設から丸7年が経過し、8年目に入ります。その間、ブログネタをいろいろ見つけては記事を更新してきましたが、次第にマンネリ化して、昨年はアップする記事がとても少なくなりました。
 でも、ネットユーザーの方から、ブログを見てますよと言われたり、ブログで永代供養墓を知ったから、とメールや電話をいただいたり、直接訪ねて来られた時は、本ブログが多少なりとも役立っていることがわかり、嬉しいものです。また、そうした反応があるからこそ、ほそぼそながらでも続けたいという気持ちになります。今年もよろしくお願いします。

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2019-01-01 : 西音寺 :
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除夜の鐘

 大晦日には毎年、午後11時45分ころから除夜の鐘を撞き始めます。年一回、思い切り鐘が叩たけるとか、煩悩を払いたいというような思いで、今年も近所の方などが撞きに来ました。本来、108煩悩にちなんで、除夜の鐘の数は108回と決まっているようですが、我が寺では撞き手がいなくなるまで自由打鐘ですから、何回撞いたかにはこだわりません。例年、撞いたあと、そのまま自宅に帰る方もいますが、本堂に上がって、仏さまに新年最初のお参りをされる方もいます。
 今年も新年が明けた午前0時半すぎから、少ないながらも本堂にお参りされている皆さんと一緒に『讃仏偈』の読経をしました。その後、お茶を飲みながらしばらくの間、談笑をしました。他寺ではおでんやぜんざいを振る舞って1杯やるところもあるようですが、我が寺の接待はコーヒーか煎茶だけです。
 ところで、定期購読している『月刊住職』12月号(」2018)の記事「今年の除夜の鐘、夜に撞くか昼に撞くか」によれば、近年、市街地あたりの寺では、除夜の鐘がうるさい騒音として苦情が出るため、止めたところも少なくないようです。他方、高齢者ばかりの過疎地では真夜中に鐘を撞きに来る人が少ないため、昼間の正午とか午後7時からに変更したところ、たくさんの人が参加するようになった寺もあるようです。過疎地の我が寺も後者に相当し、騒音苦情は寄せられないものの、年々撞きに来る人が少なくなっています。そうした記事も参考にして、ご門徒の意見を聞きながら、除夜の鐘を見直す時期かとも思っています。

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2018-12-31 : 西音寺 :
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イギリスから墓参

 今日の午後、イギリスから来日された原本さん親子お二人が、納骨堂のお墓参りに来られました。イギリスのノーフォーク (Norfolk)の州都ノリッチ(Norwich)に住んでおられる原本光子さん(Mitsuko Haramoto Simpson)とロンドン在住で英国航空(British Airways)にお勤めのご子息リチャード・シンプソンさん(Richard Simpson)のお二人が來寺されたのはで3年ぶりです。原本さん親子にお会いするのは、今回で3度目です。
 以前お聞きしたところでは、原本さんは大阪で結婚後、数年してご主人の母国イギリスに渡る前に、ご両親の遺骨を収めるため納骨堂を購入されました。イギリスでの生活も50年以上になるそうですが、年を取るにつれて、祖国日本への望郷の念が強くなり、ご主人が数年前に亡くなられた後、一時は出身地の美祢に永住帰国を考えているというお話を以前、伺ったことがありました。ところが、その後、不幸にも乳がんに侵され、その治療に専念するため日本への永住帰国は断念せざるを得なかったということです。現在はノリッチで安穏に年金生活を送っておられるということです。
 原本さんは來寺される時は、必ずリチャードさんと一緒です。それには理由があって、自分の死後は両親と一緒のお墓に入りたいという願望があり、そのためにはリチャードさんに西音寺まで来る方法と納骨堂の場所をしっかりと教えておく必要があるからだということです。今回は私を交えて3人で、納骨に際しての事を話し合いました。イギリスでは日本と違って、火葬した遺骨は葬儀会社が粉骨するそうで、それを持参させるからということです。杖がないと歩くのが困難になり、今回の來寺がおそらく最後になるでしょうから、あとはよろしくお願いします、と言い残して帰られました。

納骨堂内:原本さんとご子息のリチャードさん
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納骨堂外
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庫裏玄関
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2018-11-19 : 西音寺 :
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深まる秋

 日毎に秋が深まって行き、モミジやイチョウの葉が色づきました。境内の大きなイチョウの樹は今春、すべての枝を切り落としたため、去年までのような黄金柱のごとく屹立した色づいた樹姿は今年は見られません。紅葉といえば、当地ではモミジですが、わが寺にも境内地や裏山に何本かのモミジがあります。
 その中で最も早く色づくのは、日当たりの良い納骨堂前のあるモミジです。しかし、紅葉した様子は、「美しいなあ」と感銘するほどの色づき具合ではありません。それに対し、裏山にある大きなモミジは日当たりの良い葉は真っ赤になっているのに、日陰になっている葉はまだ緑色のままか少し色づいた状態で、葉に濃淡があって、とても美しく感じられます。モミジにもいろんな種類があって、葉の形状だけでなく、紅葉も真っ赤になるものやオレンジ色になるものなどの違いが見られます。イチョウの黄葉もモミジの紅葉も散り落ちて、辺り一面が黄色や赤い絨毯を敷いたようになる風情も美しいものです。

  裏を見せ 表を見せて 散るもみじ (良寛)

納骨堂前のモミジ
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境内の裏山のモミジ
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2018-11-17 : 西音寺 :
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浄土真宗本願寺派 西音寺 住職  
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