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宝林廟 西音寺 麦川保育園 麦川地域などの情報を写真で紹介

大嶺炭田の歴史(山陽無煙鉱業所の鳥瞰写真)

 大嶺炭田の歴史を現在と過去の写真で回顧する試みを本ブログでささやかながら続けています。現在も残っている炭鉱時代を偲ばせる遺跡、遺構、記念碑などを撮った写真やご門徒の方から提供していただいた昔の写真を、これまでも本ブログで紹介して来ました。最近、新たな資料を入手したので紹介します。
 その1つは下の写真です。かつて麦川地区で山陽無煙鉱業所が操業していた当時の会社の全景を鳥瞰するように撮影されています。いつごろ、だれが撮影したかは不明ですが、雄大なボタ山や坑口、坑木置き場、ホッパー、シックナーなどが見て取れます。撮影場所はかなりの高所から撮ったことがわかります。私の推測では、桃木から麦川まで山中に敷設された空中ケーブルで石炭を運送していた索道のあったあたりから撮ったものと思われます。この写真をお借りした山陽無煙鉱業所・管理事務所の宇都宮所長さんも写真の由来はよくわからないということでした。
 次に紹介する本も宇都宮さんから借用したもので、炭鉱写真集編集委員会の編集した『炭鉱ー戦後50年のあゆみー』という写真集です。平成7年に出版された本書は宇部市と美祢市の炭鉱の今と昔を写真で回顧したもので、今ではとても貴重な炭鉱関係の写真が多数収集されています。本書の出版元の宇部市と宇部市立図書館から掲載許可をいただいたので、これから折をみて本ブログで紹介しようと思います。今回はその中から1枚だけ載せました。
 下に載せた出所の異なる2枚の写真は同じ写真かと見まがうほどよく似ています。だが、撮影場所は同じような所かもしれませんが、撮影日時はかなり違うことが推察されます。それはボタ山の形状から一目瞭然です。上と下との写真ではボタ山が横に広がっている有り様がかなり異なっています。これから見て、上の写真より下の方がかなり後に撮られたものと思われます。
 
山陽無煙鉱業所・管理事務所より借用
山陽無煙

『炭鉱ー戦後50年のあゆみー』より
山陽全景

『炭鉱ー戦後50年のあゆみー』表紙
表紙
2014-04-30 : 麦川地区 :
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長門 Folky Night

 今夜は長門市湯本の「山村別館」のロビーで行われたライブ「長門 Folky Night」に初めて行きました。出演は県内在住のシンガーソングライター水本諭さん(宇部市)、福田博久さん(周南市)、新宅由貴子さん(長門市)の3人です。オープニングではこのライブのプロデューサーで、Team「白蓮花」の蘭哲昭さん(長門市)と津田鮎美さん(山口市)も加わって5人の懐かしのフォーク曲で始まりました。
 今回がこのホテルでの10回目のライブということで、常連のファンらしい人も含めて50人あまりの来場者が、新宅さん、福田さん、水本さんのソロやデュエットを2時間あまり楽しみました。プロデューサーの蘭さんは本職は願生寺の住職さんですが、Team「白蓮花」を結成して自身もフォークギターを抱えて浄土真宗の寺やイベント大会などで音楽活動を続けておられる異色の僧侶です。本業の方でも本願寺派の布教使として活躍されており、私の寺にも何度もお説教に来られ、来月10日の「花まつり」法要にも来寺されます。また、Team「白蓮花」の皆さんは4年前の「第4回 お寺のコンサート」に来ていただきました。
 都会だけでなく、田舎にも「無縁社会」が広がりつつある昨今、ライブ音楽を楽しむだけでなく、それを通して人々の縁が広がるこうした活動こそ、今の時代に求められているのではないでょうか。
 
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水本さんと新宅さん
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水本さんと福田さん
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福田さん
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水本さん
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2014-04-25 : 山口県 :
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西音寺の歴史 (11) 昔の花まつり

 来月は毎年恒例の「花まつり・降誕会」法要が寺で勤められます。他宗派に比べて浄土真宗で「花まつり」行事を行う寺は少ないのですが、西音寺は大嶺炭田によって町が活況を呈していた昭和8年に「花まつり」法要が始まったと伝えられています。したがって、今年は「花まつり」81周年にあたり、伝統ある行事として継続されています。
 下の2枚の写真はご門徒の白須猛様(平原坂)からお借りしたもので、昔の「花まつり」の法要のあとに撮影された記念写真です。まず2枚のうち、上の写真は撮影年が不明のため、私なりに推測してみました。撮影場所は本堂正面の階段のところです。着物を着た、多くの子供は法要のときに本堂で踊りをおどった子供たちです。写真中央の最上部に「花御堂(はなみどう)」が置かれています。その右の老僧は私の曾祖父(川越最勝師)、その隣の青年僧は父です。曾祖父は昭和20年12月に亡くなり、父は海軍予備学生として昭和18年10月に横須賀第二海兵団、翌19年に海軍に招集され、終戦後の20年9月に招集解除されて寺に戻ったようですので、この写真は父が海兵団に入る昭和18年以前のものではないかと推測されます。
 次に、下の写真は昨年10月28日付けの本ブログで紹介した写真(斉藤ヒサ子様から借用)と同一であることから、昭和28年の花まつり(5月16日)の写真であることがわかりました。本ブログで私が折に触れ昔の写真を紹介していることを話したところ、ご門徒の方から「こんな写真がありました」と見せていただいたものが、たまたま同じものであったという次第です。

昭和18年以前?
2013年04月27日20時30分38秒

昭和28年5月16日
2013年04月27日20時31分08秒
2014-04-22 : 西音寺 :
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鈴蘭水仙 (スズランスイセン)

 これまでまったく気づかなかったのですが、寺の境内の片隅に「鈴蘭水仙 (スズランスイセン)」がひっそりと花をつけているのを見つけました。花弁の先端にポチと緑の斑点のあるスズランのような白い可憐な花です。実はこの花の名前を知らなかったのですが、連れ合いにこんな花が咲いていた、と話したところ、それは鈴連水仙のことでしょうと教えられて、さっそくネットで調べたところ、確かにその花でした。ネットの情報では、「鈴蘭水仙」は今の時期に花が咲く球根草で、「スノーフレーク」というそうです。生えている場所からして、わざわざ球根を植えたのではなく、何かの拍子にそこに生えたと思われます。たまたま見つけた雑草の中に咲く愛らしい花に、なんとなくうれしくなります。

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2014-04-20 : 西音寺 :
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八重桜の満開

 寺の境内に1本だけ桜の木があります。今、ちょうど八重咲きの花がまぶれついて咲き乱れています。先日、紹介した宝林廟の八重桜は「八重紅枝垂れ」という品種ですが、この八重桜の品種はわかりません。去年も本ブログに載せたので、写真を比べてみると、今年の方がたくさんの花をつけている様子がよくわかります。

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2014-04-19 : 西音寺 :
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西音寺の歴史 (10) 善女教会(創立113周年)

 西音寺には仏教婦人の会である「善女教会(ぜんにょきょうかい)」が組織されています。本会は私の曾祖父にあたる第16世住職・川越最勝師によって明治34年(1901)に創立されました。当時、39歳の春秋に富む壮年住職でした。創立当時の第1号「善女教会会員証」(森田なつ 明治34年6月30日付)や会員バッチなどの貴重な資料が寺に寄贈されて、保管してあります。下に写真を載せました。
 曾祖父の後継住職であった祖父の第17世住職・川越英勝師は昭和9年に39歳で早世したため、曾祖父が終戦の年の昭和20年(1945)12月に行年84歳で往生するまで本会のお世話をし、その後は戦争から戻った私の父・証真が平成19年(2007)に往生するまでお世話をしてきました。
 本会は今年創立113周年を迎えました。毎年4月1日に会員総会と物故者会員の追悼法要をおこないます。歴代の会長さんや会員の皆さんが幾多の苦難を乗り越えて本会を維持してこられたことを、ありがたいことと感謝しています。今後ともみ教えを聴聞し、会員同士の親睦を深めて、より良い日々を送るとともに、本会が末永く存続するよう願っています。

「善女教会」第1号会員証(森田なつ 明治34年6月30日)
善女第1号入会証

昔の会員バッチ
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2014-04-11 : 西音寺 :
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宝林廟の枝垂れ桜と山桜

 今日は朝からとても良い天気になったので宝林廟に上がりました。境内地のソメイヨシノ桜はだいぶ散りました。境内地は散った花びらが一面に広がって、あたかもピンクの点描を施したかのように見えます。
 宝林廟が造営された記念に植樹した八重の枝垂れ桜は3年目の今春も美しい花をたくさん咲かせました。宝林廟の背後の斜面には山からの流水を一時的に堰き止める堰堤があります。その左側は常緑樹の保安林が広がっていますが、その中に1本だけの山桜の花が今年も咲きました。山桜には近づけませんので遠くからの見物です。

   散る桜 残る桜も 散る桜 (良寛和尚)

八重紅枝垂れ
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象のイスのそばにある八重紅枝垂れ
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散った桜の花びらで染まる境内地
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一面に散った花びら
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山桜
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山桜近景
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2014-04-08 : 宝林廟境内 :
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茶話会 (第17回)

 今日は寺の門徒会館で茶話会が開かれ、元高校の国語の先生だった久保良夫さん(常森下)が「日本人のリズム感について」というテーマでお話しされました。久保さんが学生時代に生物の試験勉強で春の七草と秋の七草の名前を覚えるのに、「せり・なずな、ごぎょう・はこべら、ほとけのざ、すずな・すずしろ」(春の七草)、「はぎ・ききょう、 くず・おみなえし、ふじばかま、 おばな・なでしこ」(秋の七草)というように、七草の名前の順番を「5・7・5・7」調にしたら覚えやすかったという体験をもとに、5音・7音を基調にする長歌・短歌・旋頭歌などの日本固有の和歌、あるいは唱歌のリズム感が記憶に資するだけでなく、感覚的に心地よいことをいろんな事例をあげながら話されました。
 久保さん自身は俳句や短歌を詠む趣味はないけれど、先年、お母さんが白寿(99歳)を目前にして亡くなられたときは、お母さんを偲んで自然に句が思い浮かんだと言って、それを披露されました。

   年の瀬や 白寿を前に 逝きし母 (年末に亡くなられたことを偲んで)

   子や孫に 説諭を残し 逝きし母 (他人に迷惑や心配をかけないように、という遺言から)

   浄瑠璃を 語りて母は 逝きにけり (生前、語ったことのない浄瑠璃を病床で突然、語られたことから)

 自身がこのような俳句を詠んだことによって、生前のお母さんのことがより強く偲ばれてくると言い、皆さんも詠んでみてはどうですかと勧められました。今日の出席者は15名でした。

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2014-04-07 : 西音寺 :
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入園式 (麦川保育園)

 土曜日の今日は保育園の入園式が行われました。春にしては少し肌寒い曇り空のもと、お母さんやお父さんといっしょに園児さんたちが登園して来ました。10時からホールで全園児30人が出席して式典が始まりました。ほとんどの園児さんが、昨年度から引き続いて在園しているため、様子がわからず泣いたりする子もなく、淡々と式典は進行しました。これから1年間、保育園での生活を通して、たくさんの思い出ができるでしょう。年長さんくらいになると、大人になっても保育園生活が記憶に残っているものです。仏さまの慈悲に包まれて、明るく素直な「ほとけの子」に育っていってほしいです。

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2014-04-05 : 麦川保育園 :
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宝林廟の桜は満開 (2)

 今日も午前中は良い天気に恵まれましたので、宝林廟の満開の桜を見に行きました。宝林廟参道の登り口から坂道を上がりながら、順々に写真を撮りました。本当にうっとりと見惚れてしまうような美しさです。でも、もう花びらがヒラヒラと風に舞って散りはじめていました。今夜は雨の予報ですから、雨に打たれて花が散るでしょう。今日が見ごろの最後で、あと2~3日もすれば散り桜になるでしょう。
 花といえば、今は一般に桜を指します。しかし、昔は梅を指したようです。「古今和歌集」の選者の一人で、平安時代前期の歌人である紀 貫之((き の つらゆき)の和歌に詠まれた花は梅を指します。

    人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の ににほひける (紀 貫之)

 ところが、平安末期の西行法師の次の和歌の花は桜を指します。

    願わくば 花のもとにて 春死なん その望月もちづき如月きさらぎのころ (西行) 

 いつの時代から花といえば桜となったのかわかりませんが、いずれにしても、美しい花のいのちは一瞬のあいだです。私たち人間のいのちも同様であることを忘れてはいけません。

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2014-04-03 : 宝林廟境内 :
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白木蓮の開花

 寺の境内の白木蓮(ハクモクレン)の老木が今年も純白の花をたくさん咲かせました。花が紫色の紫木蓮(シモクレン)もありますが、白木蓮の方が花嫁さんが結婚式に着る白無垢の衣装を連想させる高貴さと美しさとが感じられ、私は好きです。木蓮の花の時期はとても短く、雨や風に弱いため、雨にあたると、すぐに茶色に変色し、風が強く吹くとハラハラと散ってしまいます。年頃の女性が化粧をしなくても、素肌の美しさを保てるのは一生のうちでほんの短い年月であるのと同じように、白木蓮が純白の美しさを保っているのは数日だけです。

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2014-04-01 : 西音寺 :
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浄土真宗本願寺派 西音寺 住職  
住所:山口県美祢市大嶺町奥分 2058
電話 0837-52-0415

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