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宝林廟 西音寺 麦川保育園 麦川地域などの情報を写真で紹介

底紅ムクゲの開花 (宝林廟)

 宝林廟境内地に昨年の春、ムクゲの木が1本ほど町内の下野さんによって植えられました。ところが、昨年は鹿にアジサイやムクゲなどをかじられたため、それを防ぐためムクゲの周囲にはネットが張られて保護されています。そのおかげで、植えて1年たったムクゲはずいぶん成長し、昨年に比べて蕾(つぼみ)もたくさんつき、先週から花も開花しました。
 ムクゲの花の色は白、赤、ピンクが一般的のようですが、その中で白や赤の花弁の中心部が赤い底紅と称される種類があります。底紅ムクゲという白い花弁で底紅のものは茶の湯の千宗旦が好んだといわれ、宗旦ムクゲとも呼ばれるそうです。ムクゲの花は朝方に咲いて、夕方にはしぼんでしまう一日花といわれますが、花の中には数日咲き続けるものもあるようです。咲いてはしぼみ、また別の蕾が咲くので花が楽しめる時期がしばらく続きます。

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2015-07-27 : 宝林廟境内 :
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橋の付け替え工事

 今春から寺の前を流れる「麦川川(むぎかわがわ)」と「市の事川(いちのことがわ)」の橋の付け替え工事が始まり、すでに4ヵ月が経ちました。橋の付け替え工事は現在2ヵ所で同時進行のような形で行われています。その一つは麦川川と宇部サンド工業所の間を通る県道38号線が市の事川に架かる橋で、もう一つは寺の前を通る市道から麦川川をまたいで県道に渡した橋の二つです。
 2ヵ所の橋が付け替えられる理由は麦川川の川幅を拡張するためです。拡張工事をするのに先立って川に接している県道を宇部サンド側に移動させ、同時に橋も付け替えなければなりません。このような大掛かりな工事は平成15年と22年の2回、麦川川が豪雨で氾濫して、2回とも家屋が床上浸水する大きな被害が発生したためです。昔からこの麦川川は川幅が狭いため、「寺町の家が浸からないと夏が来ない」と揶揄されるほど水害が多発していた地区です。ちなみに現在の麦川上地区は、以前は「寺町」と呼ばれていました。
 近年の異常気象のせいか、局地的な豪雨の発生で忘れていた水害がまた起こってしまい、県土木もようやく河川改修工事に取りかかることにした次第です。道路の改修と橋の付け替え工事は今年中に終わる予定で、来年からはいよいよ麦川川の拡幅工事が始まることでしょう。二度と水害にあわないように早急な工事完成が望まれます。

県道から市道側を見る。護岸と橋台がほぼ出来上がった (後方は西音寺)
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県道は片側通行
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県道側から見た工事現場
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市道側から見た工事現場
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中央のコンクリート構造物は市の事川から麦川川への流水路(工事中)
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麦川川の県道側護岸が工事中
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2015-07-24 : 麦川地区 :
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新聞記事 「日本の仏教 民衆の中にあるか」

 一昨日の新聞記事(『朝日新聞』平成27年7月16日付)に現在、インドで仏教指導者として活動されている佐々井秀嶺(ささい しゅうれい)師の日本仏教へのメッセージと、それにもとづく仏教と現代社会のかかわりについて示唆に富む記事が掲載されていました。
 まず、記事の大見出しは「日本の仏教 民衆の中にあるか」と問いかけています。2500年前のお釈迦さまの時代から仏教は本来、「生老病死(しょう・ろう・びょう・し)」の苦しみに寄り添って応えるはずであったのが、いつしか形式ばかりの「葬式仏教」と揶揄されるようになったという。しかし、都市部のイエ意識の崩壊と地方の過疎化の進展によって、いわゆる葬式仏教が成り立たなくなると、自らの存在意義を問い直し、社会に目を向けざるを得なくなるだろうという。
 この指摘のように、地方、都市部を問わず、社会の急激な変化にともなって日本の仏教そのものも大きな影響を受け、寺離れと門徒(檀家)の減少によって寺の存続自体が危ぶまれるようになって来ました。そうした危機感をいだく僧侶たちが仏教本来の「人を救う使命」に立ち返り、社会の貧困・自殺問題などの社会苦にいかに応えるか、それがこれからの仏教のあり方を左右するといい、また人の生死(しょうじ)にかかわる役割が期待されているので、葬式仏教も「死者をめぐるケア」として見直せば、その意義も大きいと記事は述べています(記事の全文は下に掲載)。

朝日新聞(15 7 16

(以下は上掲記事の転載です)
 カースト差別が残るインドで、最下層の人々の権利擁護を訴えている僧侶がいる。佐々井秀嶺氏(79)。すでにインド国籍を取り、インド仏教の指導者として「闘う仏教」を掲げる。7日まで日本に滞在していた佐々井氏のメッセージを手がかりに、仏教と現代社会のかかわりを考えてみたい。
 「インドは急速に経済成長して『カネ、カネ、カネ』という風潮です。カーストが残っている限り、上の階層ばかりが、より豊かになる恐れがある。カーストを絶滅させなけりゃいけない」。昨年、大病を患って死線をさまよったとは思えない口調で語る。
 インドは釈尊ゆかりの地だが、仏教は13世紀ごろ一度ほぼ消滅した。復興させたのは、「不可触民」と呼ばれた最下層から法相に上り詰めたアンベードカル氏(1956年没)だ。最底辺の数十万人を、カースト制度と結びついたヒンドゥー教から「平等」を唱える仏教へ改宗させた。人間としての尊厳を回復する意味が大きい。
 その遺志を継いだのが、67年に渡印した佐々井氏だった。仏教徒は急増したが、それでも少数派で差別は根深い。「私のもとには『建設中の寺が壊された』といった訴えが寄せられる。そのたびに出かけて抗議デモをします」
 仏教では、怒りは「三毒」の一つ。「自分本位の怒りはいけません。しかし私は、慈悲に基づく大いなる怒りは肯定します。不正義や権力に対する『大怒』です」
 一方、日本では貧困・自殺問題などに取り組む僧侶が一部には現れているが、仏教界全体としては社会問題に対する動きはまだまだ鈍い。佐々井氏は若いころに3度、自殺未遂をしており、日本の自殺者が年間2万人以上にのぼることへの関心も強い。
 「仏教本来の僧の使命は人を救うこと。なのに、寺の運営ばかり考えているように見えます。自殺しそうな人を助けるといった肝心のところに手が回らずにいるのでは?」
 背景の一つには、宗派の間の溝が深いことがあると指摘する。宗派を超えて取り組むべき問題に対しても「宗派仏教にがんじがらめの状況」と見る。「立派なスローガンを掲げてはいますが、民衆の中に入っていますか? 民衆と一体になっていないから『お坊さんに葬式をしてもらわなくてもいい』という風潮が広がるのではないでしょうか」
 佐々井氏の活動のように、社会問題に深くかかわろうとする仏教のあり方を「社会参加仏教」と呼ぶ。まずは欧米で注目されたエンゲージド・ブディズム(Engaged Buddhism)の訳語で、もともとはベトナム戦争に対するベトナム僧侶の反戦運動に由来する。
 「社会構造によって起こる『社会苦』にいかに応えるかが日本仏教の課題だ」。そう語るのは2008年に「臨床仏教研究所」を立ち上げた僧侶の神仁(じんひとし)上席研究員。臨床仏教とは「生老病死の苦しみに徹底的に寄り添う仏教」としている。
 「釈尊の時代から仏教は本来、臨床仏教であったはず。それがいつしか形式ばかりの『葬式仏教』と揶揄(やゆ)されるようになった。いま、若い僧侶を中心に苦の現場に臨む萌芽が見え始めている。これを育て、臨床仏教に立ち返ることができるかどうかに、日本仏教の近未来がかかっている」
 仏教学者で国際日本文化研究センターの末木文美士名誉教授は「近代以降の日本仏教は檀家(だんか)制度によって経済的な安定が確保されていた。僧侶の多くは自らの信念で仏道に飛び込んだわけでなく安住していた」と話す。
 しかし都市部ではイエ意識が崩壊し、地方では過疎化が進む。いわゆる葬式仏教が成り立たなくなると、自らの存在意義を問い直し、社会に目を向けざるを得なくなるだろうという。
 一方で、政治や経済だけでは解決できない問題が山積する今、社会の側からは、人の生死(しょうじ)にかかわる役割が期待されると見る。「葬式仏教も『死者をめぐるケア』として深く問い直せば意義は大きい。日本型の社会参加の形があるはずだ。佐々井氏の目からは生ぬるい状況だと思うが、日本でも社会問題に対処せざるを得なくなっている」  (磯村健太郎)
2015-07-18 : 新聞・書籍・TV :
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ツバメのヒナの誕生

 ツバメが保育園の玄関に第3の巣作りを始めたことを先月お知らせしました。巣が出来上がったあと、母ツバメが抱卵に入り、いつヒナが孵るだろうかと注意して観察していました。ヒナが生まれたかどうかは巣の真下を見ればわかります。巣の下にフンが落ち始めたら、それが誕生のサインです。ヒナは巣の中が汚れないように、尻を巣の外に向けて排泄を行い、決して中にはしないようです。数日前から巣の下にフンが落ち始めたので生まれたようだと分かりましたが、台風の影響でここ2~3日、お天気が悪くて写真が撮れませんでした。ようやく今日の夕方、4羽のヒナが頭を覗かせているのを撮りました。

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2015-07-17 : 麦川保育園 :
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母の17回忌

 今日は母の17回忌法要を隣寺の円楽寺のご住職に来寺いただいて勤めました。平成11年7月12日が命日ですから、祥月命日は昨日の日曜日ですが、ご案内する親戚の多くが寺院関係者であるため、1日繰り延べて今日の法要になりました。
 その理由は近年ご法事を勤められるご門徒は土曜か日曜日もしくは祭日の仕事が休みの日を希望されるのが一般的になりました。ご法事の当家の方が退職されて毎日が日曜日であっても、ご案内する親戚の方が現役で仕事をされている場合があるので、そうした希望が普通になりました。そのため一般の家庭とは逆に、僧侶は平日は暇だけど、土曜と日曜にお参りの仕事が入っていることが多いです。
 ご門徒から法事を勤めるのに故人の祥月命日よりあとになっては良くないといわれるそうですが、と質問されることがあります。私はご法事を勤めるのに祥月命日に遅れても、早めても、どちらでも別にかまいませんよ、とお答えしています。1年前が年忌法要だったのですが、ついうっかりして忘れていました。1年遅れでも良いでしょうか、と尋ねられた場合も、1年過ぎてしまったから、もう年忌法要は勤めないというよりは、遅れても勤めた方が良いですよ、とお答えします。

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2015-07-13 : 西音寺 :
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寺の清掃奉仕作業

 今日は午前7時半からご門徒の皆さんによって寺の本堂、庫裡、境内地の清掃奉仕作業が行われました。台風の影響でお天気が心配されたが、幸いにも雨が上がって境内地の作業がはかどりました。普段、坊守と二人の生活のため、もっとも手が行き届かないのが境内地の雑草取りです。この問題は一般の家庭でも同様ですが、寺は敷地が広いぶん、それだけ雑草の生える所も広くなり、どこの寺も大きなの悩み事です。その対策として、例えば、玉砂利を敷き詰めるとか、土の下に防草シートを敷くとか、石やコンクリートを敷いて土の部分を少なくするとか、いろんな対策が講じられています。
 西音寺もそういった雑草対策を考えなかったわけではないのですが、それぞれ一長一短があって、楽して雑草のない境内地を維持する理想的な方法はないように思います。年2回、いわば人海戦術のように多くのご門徒の皆さんのご奉仕によって寺の内外を清掃していただくおかげで、誰もが気持よくお参り出来ることはありがたいことです。

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清掃後、境内地はすっかりきれいになりました
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2015-07-12 : 西音寺 :
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宝林廟のアガパンサス

 宝林廟境内地に多年草のアガパンサスが植えてあります。ここに移植して4年になり、何の手入れもせず植えっぱなしですが、毎年かわいい花が咲きます。先月下旬ころから細長い花茎を9本伸ばし始めて、それぞれの茎にいまラッパ状に開いた白い花が群れて咲いています。昨年はどういうわけか、花茎が1本しか伸びなかったのですが、今年は9本も出ました。
 下の写真からわかるように、この花は1本の花茎からさらに短い茎が20本以上も伸びて、1度に全部の蕾が開くのではなく、咲いた花が散ったあとにまた新たな蕾が開いているように見えます。そのため、花期が2週間くらいあるように思います。

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1本の花茎を上から見たところ
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2015-07-06 : 宝林廟境内 :
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春風亭正朝 独演会 (善照寺)

 昨夜は豊北町阿川の善照寺で開催された春風亭正朝の独演会を聞きに行きました。正朝師匠は山口県防府市の出身で、明治学院大学在学中の昭和50年に5代目春風亭柳朝に入門して「正朝」となり、昭和55年に二つ目に昇進、昭和60年に真打ちに昇進した落語家(噺家)さんということです。
 毎年この時期、正朝師匠が防府市出身のよしみで、県内各地で「ふるさとツアー独演会」が開催され、今年も初日は6月27日、「道の駅 仁保の郷」の独演会から始まって、7月5日まで9泊10日の休日なしの高座が続くそうです。前日の2日には介護老人施設「ももとせ」(豊北町滝部)で、昼、夜2回の公演があり、次の日が善照寺で、その翌日の今日は山口市徳地で「徳地人形浄瑠璃と正朝落語会」、最終日5日は山口市内の蕎麦屋「上善庵」の店内で「台々亭寄席 独演会」が予定されています。
 このたび善照寺では初めて落語の公演を催すということで、本堂外陣に高座をしつらえ、照明やマイクなどの準備もたいへんだったことと思います。70あまりのイス席もほぼ満席になり、正朝師匠は古典落語の中から「たぬき」と「井戸の茶碗」 の二席を中休みを入れて約1時間半演じられました。田舎でプロの落語家の話を生で聞ける機会はめったにないことですから、軽妙な語り口に会場は笑いの渦に包まれてひと時を楽しみました。

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2015-07-04 : 山口県 :
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浄土真宗本願寺派 西音寺 住職  
住所:山口県美祢市大嶺町奥分 2058
電話 0837-52-0415

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