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宝林廟 西音寺 麦川保育園 麦川地域などの情報を写真で紹介

葬祭用品の製造会社

 今日は美祢市豊田前町麻生にある葬祭用品を製造・販売している「山京」という会社をはじめて訪問して社長さんと開発設計部長さんにお会いし、いろんなお話しをお聞きしました。この会社はもともと5年前に市内の別の所で立ち上げられたそうですが、今年の6月に現在地に移って来たということです。最近、人づてに市内に珍しい会社があると聞いたので、まったくの興味本位で訪問してみました。
 葬祭用品とは仏式、神式を問わず葬儀に使用する品物のことです。今日お聞きしたところでは、この会社が製造する葬祭用品の主要なものは、下の写真に見られるような葬儀会館に据え付ける白木の祭壇だということです。昨今は自宅のスペースや駐車場などの問題から自宅での葬儀が少なくなり、葬儀会館が多くなりました。その需要に応えて全国各地の葬儀社も葬儀会館をたくさん新築しているそうです。
 葬儀会館には必ず祭壇が必要であり、その他にも会葬者用の椅子など、さまざまな備品が必要になりますから、それらの注文が全国の問屋を通して舞い込むということです。白木の野位牌も十数種類も製造しているということです。製造品はすべて中国の江西省吉安市新干県の専用工場で作り、コンテナ船で日本に輸入したあと、豊田前の工場に運んで組み立てるそうです。日本でも数少ないという葬祭用品製造会社の社長さんと部長さんの興味深いお話しから葬祭ビジネスの一端を垣間見ることができました。

組み立て中の祭壇
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豊田前工場
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輸入された商品が倉庫に山積み
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2015-08-31 : 美祢市 :
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エンジェルトランペット

 今年の春、宝林廟境内地に「天使のトランペット」という洒落た名前のエンジェルトランペットの苗を2本ほど町内の下野さんが植えられました。順調に生長して1本の木に黄色い花が2つ咲きました。大きな葉と下向きにトランペット状の花が開くのが特徴です。これから咲きそうな蕾もいくつかぶら下がっています。もう1本の方には花の蕾が見えないので、今年の花は期待出来ないかもしれません。
 今日は遠く岐阜県各務原市からSさんが宝林廟に納骨されているご両親のお墓参りと所用のため、広島在住の会社員の息子さん、東京の大学に在学中の姪御さんと一緒に来寺されました。Sさんのお母さんは平成24年10月、お父さんは25年8月にそれぞれ納骨され、納骨式のあとの記念写真もネット上に載せているため、時折り本ブログを開いて岐阜県からインターネット参拝をされているというお話をお伺いしました。本ブログがそうした活用方法もあるのかと、はじめて知りました。寺での所用がすんだあと、一緒に宝林廟に上がり、お墓参りをして記念写真を撮りました。
 
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2015-08-28 : 宝林廟境内 :
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寺族親睦会 (美祢西組)

 今日の午後、美祢西組の寺族親睦会に参加しました。毎年、この時期に美祢西組の住職、坊守やその家族らが集まって親睦会が開催されます。今回は16ヵ寺から住職、若院、坊守、子ども(幼稚園、小学生)の合せて33名の参加者があり、会場は於福町砂地の長念寺でした。親睦会が始まる前にホテル西京(長門湯本)でボーリング大会が催されたのですが、私はそれには参加しませんでした。
 午後3時すぎにボーリング大会の出席者が長念寺に集まり、全員がそろったところで最初に讃仏偈のお勤めをして、組長挨拶、食前のことば、乾杯で親睦会が始まりました。ボーリング大会の表彰式があり、盛り沢山の景品が付いたビンゴゲームで一喜一憂し、あとは各テーブルごとに食事とおしゃべりを楽しみました。ふだん他の寺の方々と交流する機会が少ない中、こうした親睦会は意義深いものです。

会場の長念寺
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お勤め
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ボーリング大会の表彰
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テーブルごとに食事と談笑
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2015-08-27 : 美祢市 :
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美祢坑外展望 (1)

 かつて当地で繁栄した大嶺炭田の中心的な企業であった山陽無煙鉱業所(昭和45年閉山)に関する新聞資料を入手したので、ご紹介します。提供していただいた方は現在、美祢市大嶺町平原坂に在住の嶋村ミネ子さんです。嶋村さんのご主人は2年前に亡くなられましたが、現役時代は山陽無煙の職員として長年、勤務されました。
 山陽無煙は社内広報として『山陽』という新聞を刊行していたということです。 この新聞の詳細はわかりませんが、それに掲載された「美祢坑外展望ー職場めぐりー」という記事を提供していただいたので、下に掲載します。
 表題の「美祢坑外」とは山陽無煙の麦川地区の坑外作業所を意味し、そこの諸施設で働く人々を取材して記事にしたものです。記事が掲載された年月日は不明ですが、昭和40年代の始めの頃であろうと推測されます。その根拠は第4回に掲載する予定の記事に「終戦から二十数年の歳月が過ぎ去った」というくだりがあるからです。いずれにしても、今回提供していただいた美祢坑外の職場めぐりは8回に分けて掲載されたようで、第1回は「守衛所」が取材されています。
 記事の中に「西門」「南門」という言葉が出ていますが、「南門」守衛所は西音寺の川向かいにあった守衛所のようで、「西門」守衛所は現在宇部興産の子会社「ユーイーエル」に入る所にあった守衛所であろうということです。
 続きの第2回以降の記事は折を見て、本ブログに載せます。

美祢坑外展望1
(上掲記事の本文を下に転載) 

【美祢坑外展望】 ー職場めぐりー
 今紙より美祢坑外の施設紹介をかねて、職場めぐりを企画しました。坑内勤務の方は、美祢坑外については、余り御存知ないかと思います。特に、豊浦地区関係者は大嶺駅から見えるボタ山ぐらいでしょう。美祢坑外の設備等は日本でも先端を行くものがたくさん有ります。山陽の将来を考える時、各職場、設備を知ることは意義があると思います。
 まず最初に訪れたのは守衛所です。守衛所は、西門と南門と二ヶ所あります。南門を訪れると、正面に巨大の坑外設備と共に、ボタ山の頂上が見えます。
 守衛さんに、職場の事情等を伺ってみた。美祢坑外の守衛は、かつて15名という人員を配し、豪華さをほこっていたが、その後の計画変更、合理化等によって、現在では僅か5人が勤務しています。
 この5人が、南門と西門の守衛に当っています。豊浦側の守衛さんと違っている所は、トラックスケール(はかり)を受け持っていて、毎日、入車、出荷車の計量をやっています。一日平均出荷トラック数は、西門が117台、南門が83台くらいで、入車トラックを入れると計量台数はその二倍になります。
 相棒が巡視に行った時は、目の回る忙しさです。西門の計量はおもに賃借して、大明、榎山等の出荷車も計量しています。西門は手動ですので、ミスが許されません。南門は山陽炭の出荷口といっても良い所です。計量器は自動になっています。昼間は多忙で、来客、電話の応対と忙しく、時間の過ぎるのは早いそうで、夜間の計量台数は少なくなります。
 巡視は二時間に一度で、全域巡視時間は40分掛かるそうである。天候の悪い日は大変なことです。勤務時間も変則で、家庭サービスも出来ず、時々同僚が出勤時間をまちがって、相手方と一緒になり、あわてて家に帰るというユーモラスな場面もあるそうです。
 苦労はガラス張りの守衛所では断続勤務のため、休憩が取りにくい、欠員の時、一人二役をする時でしょうと、云っていました。坑外の設備を守り、来客の応対に忙しい皆様のご健勝を祈って守衛所を後にした。
2015-08-25 : 麦川地区 :
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キッズサンガ (美祢西組)

 美祢西組では毎年夏休みに小学生を対象にした「キッズサンガ」が催されています。「キッズサンガ」のキッズとは子どもたちを、サンガとは集いを意味します。子どもたちとお寺とのご縁を結ぼうという趣旨で、本願寺派の本山、教区、組、各寺院などで子どもたちのさまざまな集いが実施されています。
 今年の西組「キッズサンガ」は於福町西寺の寂定寺が会場でした。約60人の小学生が集まった本堂で午前10時から始まりました。最初に全員で「らいはいのうた」をおつとめして、そのあと、生蓮寺住職さんが小学生の皆さんにわかりやすい仏教のお話しをされました。お話しのあと、お寺から歩いて10分くらいの所にある「水神公園(すいじんこうえん)」に移動しました。
 水神公園はもともと「水神の滝」と呼ばれる大小いくつもの滝があり、鬱蒼とした杉木立の中を澄み切った渓流が流れ、暑い季節には涼を取るには絶好の景勝地です。その自然を活かして、40年近く前から西寺地区の人たちによって「ソーメン流し」が始められたそうです。現在は駐車場や遊歩道が整備され、あずまや、トイレなども建てられて、夏の観光地としてとてもにぎわっています。
 今日は「キッズサンガ」の貸し切りでソーメン流しを楽しみました。ソーメン流しは初めてという小学生もいて、初めは樋(とい)を流れ落ちるソーメンを箸ですくうのがむつかしそうでしたが、次第に慣れてくると上手につかんで美味しそうに食べていました。お昼のおにぎりも配られて、ソーメンとおにぎりの昼食が終わると、お寺に戻って記念品をもらい、午後1時すぎに解散しました。子どもたちの楽しい夏の思い出になったことでしょう。

おつとめ (「らいはいのうた」)
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お話し (生蓮寺住職さん)
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水神公園
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ソーメン流し
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キッズサンガ貸し切り
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2015-08-21 : 美祢市 :
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恩徳讃 (仏教讃歌)

 浄土真宗では「真宗宗歌」とならんで、よく歌われる仏教讃歌に「恩徳讃」があります。この歌の歌詞は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人が最晩年に作られた「正像末和讃」の中から採られたものです。ちなみに、和讃とは和語、すなわち古来からの日本語を用いて、仏さま、仏法、高僧の功徳を誉め讃えた讃歌のことです。
 そして作曲は二種類あって、最初に作曲したのは浄土真宗本願寺派ハワイ開教区の僧侶・沢康雄氏で、大正7(1918)年に発表されました。のちに作曲されたのは真宗大谷派の寺院に生まれた作曲家・清水脩氏によるもので、昭和27(1952)年に発表されました。それぞれ旧譜、新譜と呼ばれていますが、本願寺派では清水脩氏の新譜の方が一般に歌われます。それに対して、大谷派では旧譜の方が歌われるそうです。

       恩徳讃     

     如来大悲(にょらい だいひ)の恩徳(おんどく)は

     身(み)を粉(こ)にしても 報(ほう)ずべし

     師主知識(ししゅ ちしき)の恩徳も

     骨(ほね)をくだきても 謝(しゃ)すべし
 
   
清水 脩作曲 「恩徳讃 」 (YouTubeより)
2015-08-20 : 未分類 :
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豊北吹奏楽団演奏会 (善照寺; 阿川)

 先日は豊北町阿川の善照寺で開催された豊北吹奏楽団のサマー・コンサートを聴きに行きました。善照寺さんでは毎年8月16日の夜、寺の本堂を会場にしたサマー・コンサートが催されており、今年が21回目ということです。今回で来演が3度目という豊北吹奏楽団は豊北町在住の会社員、歯医者さん、公務員、自営業、学校の先生、など、いろんな職種の音楽愛好家が集まって結成された40年以上の活動歴がある吹奏楽団ということです。
 真夏の夜のコンサートは来場者と30人ちかくの楽団員とでほぼ本堂がいっぱいになった夜7時から始まりました。演奏曲目は今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のテーマ曲、日本民謡メドレーなど、馴染みの曲目ばかりが1時間あまり演奏されました。聴衆は扇風機や団扇(うちわ)で涼をとりながらですが、演奏者の皆さんは蒸し暑いなかでの演奏はさぞ大変だったことでしょう。指揮者の方はひたいの汗を拭きながらタクトを振り、シャツの背中は汗でじっとり濡れていました。演奏者と聴衆とが至近距離の寺の本堂で、大人数の吹奏楽団の迫力ある演奏を聴くのはなかなか体験できない楽しい一夜でした。

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2015-08-19 : 山口県 :
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盆供養

 今日は毎年恒例の西音寺の盆供養が行われました。西音寺の場合は寺の境内地にある納骨堂、5年前に建てた宝林廟、寺の本堂の3ヵ所で盆供養が行われました。納骨堂の盆供養は参拝者の都合に合せて、午前8時と午後1時の2回、読経が勤まります。建物は1つですが、内部は3ヵ所に分かれてご本尊(阿弥陀如来)が安置されているので、午前と午後に3ヵ所ずつ、合せて6回の読経をします。
 宝林廟の読経は午前9時から1回ほど勤まります。屋外にあるため、もし雨天になった場合は寺の本堂で読経をすることになっていますが、幸いにもこれまで一度も雨にたたられたことはなく、今日も曇り空のおかげて強い日差しを浴びることなく読経のお勤めができました。今日は遠くは周南市や山陽小野田市からも家族連れでお参りがあり、おばあちゃんやお父さん、お母さんたちと一緒に子どもさんもお参りされました。
 午後1時半からは本堂で盆供養が勤まりました。麦川老人クラブ(若葉会、百寿会)の会員物故者の追悼会も兼ねていますので、ご門徒でない方も参拝されました。法話は拙いながらも私がしました。こうして7月下旬からご門徒宅でのお盆参りに始まった一連の盆行事は今日で終わって、ほっと安堵しています。今年は例年にない猛暑が続きましたが、次第に朝晩は涼しくなって来ており、「暑い、暑い」と言っていた夏ももうじき終わることでしょう。

宝林廟の参拝者
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宝林廟の読経
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読経のあと、順番にお焼香
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参拝者のお焼香
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宝林廟の墓誌を見ている参拝者の皆さん
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2015-08-16 : 宝林廟 :
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茶碗蓮 開花ふたたび

 先日の8月2日に茶碗蓮が満開になったことをお伝えしました。その開花した蓮の左側に小さな蕾が立ち上がっているのが見えます。満開の花弁は3日後には散り落ちて小さな花托だけが残りました。この花托はいわゆる蓮の花托と異なって蜂の巣のような形状ではありません。
 小さな蕾は日を追って膨らんで来て、ようやく今日、前回と同様の花が咲きました。満開前日の9日、外側の花弁が開き始めた様子を下に載せましたが、ピンク色の艷やかな色といい、花びらのういういしい開き具合といい、何とも言えない気品が感じられて、私は満開の花よりこちらの状態の花の方が好きです。今年6月にいただいた茶碗蓮は2つの花が咲いて、楽しむことが出来ました。

8月6日
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8月8日 花が開き始めた
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8月9日
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8月10日 満開
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8月10日 満開の花と右側下に前の花の花托
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2015-08-10 : 西音寺 :
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真宗宗歌 (仏教讃歌)

 浄土真宗でもっとも親しまれ、門信徒ならば誰しも聞いたり、歌ったことのある仏教讃歌は「真宗宗歌(しんしゅう・しゅうか)」です。この歌の詞は「真宗各派協和会」が大正12年(1923)の立教開宗700年記念として毎日新聞で作品を公募し、真宗大谷派の僧侶・土呂基氏(三重県亀山市 本宗寺)の作詞が選ばれました。作曲は東京音楽学校(現在の東京芸大)教授の島崎赤太郎氏に依頼されました。
 ちなみに、「真宗各派協和会」は立教開宗700年(大正12年)にあたり、親鸞聖人を宗祖と仰ぐ浄土真宗10派が各教団の垣根を越えて共に活動するため「真宗各派協和会」を結成し、現在は「真宗教団連合」と名称を変えて共同事業を継続しています。

真宗宗歌     
      作詞 土呂 基  真宗各派協和会 補作
      作曲 島崎 赤太郎 

     1  ふかきみ法(のり)に あいまつる
        身の幸(さち)なにに たとうべき
        ひたすら道を ききひらき
        まことのみ旨(むね) いただかん

     2  とわの闇より すくわれし
        身の幸(さち)なにに くらぶべき
        六字のみ名を となえつつ
        世の生業(なりわい)に いそしまん

     3  海の内外(うちと)の へだてなく
        み仏(おや)の徳の とうとさを
        わがはらからに 伝えつつ
        浄土(みくに)の旅を ともにせん
 
(YouTubeより)真宗宗歌
2015-08-08 : 未分類 :
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美祢西組のホームページ

  美祢西組(以下、西組)は美祢市の大嶺町、伊佐町、於福町、東厚保町、西厚保町にある浄土真宗本願寺派の寺院24ヵ寺からなる組織です。この西組には寺族に関する住職会、坊守会、若坊守会、法友会などの個別の活動組織があり、またご門徒に関しても仏教婦人会、仏教壮年会、鑚仰会、総代会などがあり、いろんな活動を行っています。
 この西組の活動の様子、行事計画、おしらせなどをホームページによって発信しようとする試みは以前も行っていましたが、更新が思うように行かないで休眠状態のまま放置されていました。私が西組のIT委員会の担当になったため、専正寺住職・伊藤友治氏に新しいホームページの作成をお願いしたところ、氏のご尽力によってこのたびネット上にアップされました。伊藤氏は以前、西本願寺に勤務されていたとき、本願寺のホームページを担当されていた専門家ですから、西組のホームページの出来栄えも素晴らしいものです。ただ中身がまだほとんど入っていませんので、これから追々内容を充実させて行かなければと思います。

美祢西組ホームページのトップベージ
美祢西組
 
2015-08-07 : 美祢市 :
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茶碗蓮(ちゃわんばす)の開花

 今年6月に豊北町の知り合いの方から茶碗蓮(ちゃわんばす)を一株いただいたので、昔使っていた火鉢が倉庫に眠っていたのを取り出して、その中で育てていました。やがて水中から1本の花茎が伸びてきて、下の写真のように7月26日、固い蕾の状態になり、7月31日、蕾が大きく膨らんで来ました。これはもうじき咲きそうだと感じさせました。昨日、8月1日は花弁が開いて来たので、いよいよ開花が近づいたと思い、今朝見てみると、満開に咲いていました。蓮の花は朝方に咲いて、昼過ぎには花弁が次第に閉じてきました。明日以降、どうなるのか観察していきます。
 はじめて茶碗蓮を育てて、一輪の花が綺麗に咲きました。もう1本の花茎が伸びているので、これも開花するかどうか、今後が楽しみです。茶碗蓮の品種はいろいろあるようですが、この品種の名前は聞きそびれました。

7月26日 まだ固い蕾
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7月31日 蕾が大きく膨らんできた
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8月1日 花弁が開いてきた
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8月1日 花のアップ
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8月2日 開花しました
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8月2日 花のアップ
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2015-08-02 : 西音寺 :
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美祢西組 連研(第8回)

 昨日は美祢西組の連続研修会(=連研)第8回が夜6時半から西音寺で開催されました。連日、うだるような猛暑が続いていますが、夕方になってもそれほど気温が下がらず、本堂の戸を開け、扇風機を使って、暑い中での研修会でした。今回は「お荘厳と作法について」というテーマで、講師の円楽寺の住職さんが浄土真宗のお仏壇のお荘厳とお焼香の作法についてお話されました。連研で毎回行われているグループごとの話し合いは今回はありませんでした。
 お仏壇はどのご門徒のお宅にも安置されていますが、そのお仏壇の様子はそれぞれ異なっています。一般的に中央のご本尊と左右に親鸞聖人と蓮如上人の三つの絵像が掛けられていますが、絵像ではなく、ご本尊を「南無阿弥陀仏」という六字の名号で、左右も十字と九字の文字の名号で表した軸が掛けられている場合もあります。この絵像または名号の仏さまは本山から下附していただくのが正式なものというお話をされました。
 お仏壇は仏さまの前に香炉、花瓶(「かひん」という)、ロウソク立ての三種の仏具が置かれています。三種の仏具が1つずつの「三具足(みつぐそく)」、あるいは花瓶とロウソク立てを1つずつ付け足した「五具足(ごぐそく)」について、また餅、菓子、果物といったお供え物を載せる供笥(くげ)という仏具について、さらにお仏飯や供物の供え方についてなどのお飾りのやり方をお話されました。その他にも、お仏壇の前に置かれる経卓、お鈴、ご文章箱について、最後に浄土真宗のお焼香の仕方についてお話されました。
 お仏壇のお荘厳(お飾り)の仕方は、わからないまま我流(がりゅう)で適当にするのではなく、真宗ならば真宗の決められた作法にしたがって正式のお荘厳をするのが望ましいことです。もしわからなければ、お知り合いの僧侶に尋ねるのが良いでしょう。
 
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2015-08-01 : 西音寺 :
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浄土真宗本願寺派 西音寺 住職  
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