第10回 お寺のコンサート
小春日和の今日は午後2時から寺の本堂を会場に、第10回のお寺のコンサートが開かれました。今回は5年半前に山陽小野田市で結成され、現在24名の団員で活動されている「ジョイハーモニー混声合唱団」の皆さんが来演されました。事前に団の代表の沢辺史さんと指導をされている横山純子さんと一緒にプログラムについて打ち合わせをし、なじみのある曲をという当方の要望を入れたプログラムを構成していただきました。
催し物を企画するとき、いつも気になるのが当日のお天気です。11月の初旬ですから、寒くなるのではと心配しましたが、幸いにも日中は日差しがあって穏やかな日和でした。団員の皆さんも正午すぎに集合して、さっそく本堂で1時間余り入念にリハーサルをされました。指揮をされる横山さんが歌い方について細かく注意されるのをそばで聞いていて、ふだんの練習でも厳しい指導をされている様子がうかがわれました。
50人余りの来場者で定刻に公演が始まりました。今日のために姉妹合唱団の「アクサリス」から司会者の方が来られ、団の紹介や曲目の紹介などを手際よく進められました。ピアノの伴奏に乗って、男性4人、女性17人の歌声が広い本堂いっぱいに広がるのを聴きながら、テレビやCDから流れる音楽とは違って、生の演奏の素晴らしさを実感します。プログラムは途中休憩をはさんだ二部構成で、会場の皆さんで一緒に歌う曲目、二重唱、独唱など、バラエティに富んだ1時間半あまりの公演でした。
心理学的にも好きな音楽を聴くことで、脳が快感を感じる神経伝達物質(ホルモンの一種)が分泌されるといわれます。お寺ごとの仏事(ぶつじ)以外に、ふだん使用されることのない本堂という広い空間を、美しい歌声で包み込んで、普段お経の声しか聴いておられない仏様にも一年に一度だけ異なる声や音を聴いていただくのもお寺のコンサートの意義かと独り合点しています。晩秋の昼下がり、楽しいひとときを過ごしました。
催し物を企画するとき、いつも気になるのが当日のお天気です。11月の初旬ですから、寒くなるのではと心配しましたが、幸いにも日中は日差しがあって穏やかな日和でした。団員の皆さんも正午すぎに集合して、さっそく本堂で1時間余り入念にリハーサルをされました。指揮をされる横山さんが歌い方について細かく注意されるのをそばで聞いていて、ふだんの練習でも厳しい指導をされている様子がうかがわれました。
50人余りの来場者で定刻に公演が始まりました。今日のために姉妹合唱団の「アクサリス」から司会者の方が来られ、団の紹介や曲目の紹介などを手際よく進められました。ピアノの伴奏に乗って、男性4人、女性17人の歌声が広い本堂いっぱいに広がるのを聴きながら、テレビやCDから流れる音楽とは違って、生の演奏の素晴らしさを実感します。プログラムは途中休憩をはさんだ二部構成で、会場の皆さんで一緒に歌う曲目、二重唱、独唱など、バラエティに富んだ1時間半あまりの公演でした。
心理学的にも好きな音楽を聴くことで、脳が快感を感じる神経伝達物質(ホルモンの一種)が分泌されるといわれます。お寺ごとの仏事(ぶつじ)以外に、ふだん使用されることのない本堂という広い空間を、美しい歌声で包み込んで、普段お経の声しか聴いておられない仏様にも一年に一度だけ異なる声や音を聴いていただくのもお寺のコンサートの意義かと独り合点しています。晩秋の昼下がり、楽しいひとときを過ごしました。
2016-11-05 :
西音寺 :