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茶話会 (第23回)

 今日は午後2時から西音寺門徒会館で茶話会を開催しました。今回は山口大学理学部・理工学研究科で生物行動学や生態学の研究と教育をされ、定年退職後は下関市豊田町殿居に住んでおられる松村澄子先生をお招きして、先生が博士号を取得された研究対象であるコウモリについて、その生態や特徴などをお話していただきました。
 そもそも、コウモリという動物は、写真とかテレビとかで見て、知ってはいるものの、実際、夜行性の習性ですから、ふだん見る機会はほとんどないし、一般的にあまり馴染みのない動物と言えるでしょう。そこで、先生が山口大に在職中にご自身がビデオカメラで撮影された記録映像をスクリーンに映写しながら、出席者の皆さんにわかりやすく解説していただきました。
 美祢市には観光地として有名な秋芳洞や大正洞という鍾乳洞があります。先生は学生時代は洞窟内を探検するケイビングクラブに所属し、後には研究者として洞内のコウモリ調査のため、それこそ自分の庭のように知り尽くした秋芳洞や大正洞に生息するコウモリや沖縄の西表島などで調査し、撮影された動画に沿ってお話しをされました。
 日本には33種類のコウモリがいて、秋芳洞にはそのうち8種ほど生息しているそうです。北極、南極を除いた世界中のほとんどの地域に生息し、哺乳類の種類の全体の四分の一を占める約一千種ほどがいるそうです。中国や台湾で食用にされるフルーツコウモリ(いわゆるオオコウモリ)、耳が異様に大きなキクガシラコウモリ、人家に生息するイエコウモリ(アブラコウモリ)など、よく知られているコウモリを紹介していただきました。
 また、コウモリの生態も興味深いお話しでした。例えば、コウモリが子どもを産んで、一人立ち出来るまで愛情深く育てていく様子やコウモリの子どもの鳴き声は再生速度を遅くすると、「おかーさん(お母さん)」とか、「おっかー」と呼んでいるように聞こえることがわかったといったお話しも興味深かったです。付け加えると、この事実をテレビ局が放映したところ、表彰されたそうです。
 何しろ、鳥類ではなく、哺乳類ということすら、不確かな親しみのないコウモリですから、出席者の皆さんから、コウモリは害獣か益獣か、コウモリの天敵は何か、家の近くにコウモリが住み着いているようだか、どんな種類だろうか、なぜコウモリを一頭、二頭と数えるのか、といった、いろんな質問が出て、先生とのお話しは尽きないようでしたが、3時半近くになったので、閉会になりました。今日の出席者は15名でした。

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キクガシラコウモリ
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2017-03-10 : 西音寺 :
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